頭痛や胃の不快感、身体の冷えなど、身体の不調を感じているのに病院で検査してもらうと何の異常も見当たらない、こんな症状に心当たりはありませんか?もし心当たりがあるのなら、あなたは「未病」の状態にあるのかもしれません。「未病」の状態を放っておくと思いもよらぬ病気を呼び寄せることになるかもしれません。「未病」とは何なのか。これについて紹介したいと思います。

病気とは断定されない「未病」とは?

「未病」とは、何か身体の不調を感じているものの、病気とはいえない病気の一歩手前の状態のことを指します。「未病」の状態は病気に満たない状態なので、病院で診療してもらっても「何の異常もない」となってしまうことがほとんど。では「未病」なら放っておいていいかというとそんなことはありません。こうしている間にも、病気発症へのカウントダウンが進行しているかもしれないのです。

「未病」に見られる自覚症状

病気には至らない未病とはいえ、当人の感じる自覚症状としては、何かの病気を彷彿させるような悪症状ばかりなのです。例えば身体がだるく重い、気分・具合が悪い、めまいを生じる、身体の冷えを感じる、食欲がわかなくなる、不眠症状が続く、疲れが取れず疲労が蓄積する、生理不順、頭痛、肩こり、といった症状です。客観的にはどう見ても何かの異常をきたしていそうな感じではありますが、未病の状態にある人が病院で診てもらっても何の異常もないと答えられることが多いのです。

身体の抵抗力を高める生活や漢方などで予防できる

病気の一歩手前である未病を予防・改善するには、病気の予防と同様で、身体の抵抗力を高める生活習慣が基本です。具体的にはバランスの整った食生活を心がける、適度に身体を動かす、十分な睡眠・休養をとる、といったものです。こういった生活習慣をきっちり守ることで身体の抵抗力・治癒力が向上し、未病・病気知らずの体、状態が保たれるのです。逆に上記生活習慣から逸脱した、不摂生な食生活、慢性的な運動不足、身体の酷使は、身体の抵抗力・治癒力を大きく減衰させ、未病ないし病気の発展へと繋がってしまいます。もしあなたが未病という病気の一歩手前の状態、そして病気発症を未然に防ぎたいというなら、上記のように身体の抵抗力を高める生活習慣を心がけるようにしましょう。

このような生活を「養生」と言いますが、養生は中医学や漢方が得意とする分野です。養生法にも自分に合う合わないものがありますので、自分にあった養生を知るために、一度漢方医に相談してみると心強いでしょう。最近は予防医療に説教的に取組んでいる自治体も増え、相談窓口がある場合もありますので、住んでいる自治体に問い合わせてみるのも良いでしょう。(神奈川県が取り組む「未病」対策)


writer:サプリ編集部