By Chris Dunphy

飛行機に乗る前の保安検査では、カバンからノートPCを取り出してX線検査装置に通す必要があります。アメリカ運輸保安庁(TSA)はさらに保安検査を強化するべく、「携帯電話以上のサイズの電子機器」も個別にX線検査装置に通すことを義務づける予定であることがわかりました。

The TSA will now require separate screenings for all electronics ‘larger than a cell phone’ - The Verge

https://www.theverge.com/2017/7/26/16034694/tsa-xray-screening-electronics-tablets-laptops-game

空港の保安検査では、金属探知機のゲートを通る前に、カバン・ベルト・コートなどは個別の箱に載せてX線検査装置のレーンに並べる必要があります。カバンの中にノートPCが入っている場合は別の箱に入れて機器が見えるようにする必要がありますが、アメリカ運輸保安庁(TSA)はノートPCだけでなく、「携帯電話以上のサイズの電子機器」も個別に提出するよう義務づける方針を立てています。例えば「ノートPC」に加えて「スマートフォン」と「電子書籍リーダー」、「Nintendo Switchのような携帯ゲーム機」を持っている場合、電子機器だけで4つの箱を並べることになります。



By Aranami

TSAはすでにアメリカ国内の10の空港でこの方針を試験的に開始しており、数カ月以内に全米の空港に展開していく予定とのこと。運用開始後はX選検査装置のレーンの前にTSAのスタッフを配備し、口頭で乗客に取り出す必要のある電子機器について説明するそうです。

これらの新方針の採用は、アメリカ国内におけるテロ対策の一環であり、アメリカでは中東の8カ国からの直行便でノートPCやタブレットの機内持ち込みを禁止したばかり。スマートフォンとタブレットの中間に位置する「ファブレット」の機内持ち込みについても定まっていないという一面もあり、アメリカの渡航者にさらなる混乱が生じることが予想されます。

テロ対策としてのノートPCの機内持ち込み禁止措置がイスラム圏からヨーロッパにまで拡大か - GIGAZINE



なお、保安検査が簡易になる「TSAプレチェック」の登録者は「携帯電話以上のサイズの電子機器」をカバンから取り出す必要はないとのことです。