藍、2週間スコットランドで戦う(写真は全米女子)(撮影:村上航)

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<アバディーン・アセット・マネジメント・スコットランド女子オープン 事前情報◇26日◇ダンドナルド・リンクス(6,390ヤード・パー72)>
今季から欧州女子ツアーとの共催で米国女子ツアーに組み込まれた「スコットランド女子オープン」が現地時間の27日(木)から4日間の日程で開催される。日本勢では宮里藍、上原彩子、野村敏京の3選手が出場。コースは2週間前に男子欧州ツアーの「スコティッシュオープン」が開催されたダンドナルド・リンクス。
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宮里は「調子はまずまず。昨日、一昨日と18ホールずつ回って、結構トリッキーなコース。特にグリーンは難しい」とコースの印象を話した。来週もスコットランドで開催される「全英リコー女子オープン」に出場。2週間もこの地にいるのは「これまでこういうことはなかった。今回このスケジュールですごく良かった。フィーリングを出すのに少し時間が掛かったりするので、明日からからすごく良い試合になりそう」。全英を前にリンクスに慣れることができるのを喜んでいた。
コースは03年開場と新しい。「ちょっと違うタイプのリンクス。モダンな感じもある。それは新しい経験なのでがんばります。雨、風に負けないように」と雰囲気も楽しみながら、上位を狙う。
昨日は同郷で同じく04年にプロデビューした上原と練習ラウンドを共にした。「超ウケるんですよ。最後にボール出してサインしてって(笑)でも、ひさしぶりにいっしょに回れてうれしかった」、先輩から意外なおねだりをされたことを思い出し、白い歯をみせた。
今季で引退を表明している宮里、「本当に1試合、1試合と思ってやっている。特に今週はショットのラインだしを、というところしか意識が行っていないので。あまり感傷的になっている余裕はないですね」。ゴルフの原風景、リンクスでの戦いも残り2試合。最後まで悔いなく戦いきるのみだ。

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