米軍の支援を受けた「シリア民主軍(SDF)」がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からのラッカ奪還を目指して行った攻勢の際に空爆で立ち上った煙(2017年7月17日)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は26日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が拠点とするシリア北部ラッカ(Raqa)で、米国の支援を受ける合同部隊が市内の半分の地域をISから奪還したと発表した。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は「ISの激しい抵抗にもかかわらずシリア民主軍(SDF)はラッカの50%を制圧した」と述べた。

 クルド人とアラブ人の合同部隊であるSDFはISが「首都」とするラッカ周辺のIS支配地域を数か月にわたり徐々に制圧した後、6月6日に市内に進攻。その後も挟み撃ちのような形で着実に進攻を続け、町の中心に迫っていた。

 シリア国内や隣接するイラクでIS掃討作戦に当たる米国主導の有志連合軍は、空爆や特殊部隊からの顧問派遣、装備や武器の提供を通じてSDFを支援。これに対しISは、自動車爆弾、自爆攻撃、ドローン(小型無人機)兵器などで反撃していた。
【翻訳編集】AFPBB News