フランス中部サンテニャンシュルシェールのボーバル動物園で、超音波検査の後にくつろぐ雌パンダ「歓歓」(2017年7月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス中部の動物園で26日、同国初のジャイアントパンダの妊娠が確認され、関係者らは喜びに包まれている。

 妊娠したのは、ボーバル(Beauval)動物園で飼育されている9歳の雌パンダ「歓歓(Huan Huan)」。2012年に同い年の雄パンダ「圓仔(Yuan Zi)」と共に中国から貸与された。

 同園のデルフィーヌ・ドロー(Delphine Delord)広報部長はAFPに「私たちはこの瞬間を待ち望んでいたので、喜びではちきれそうになった」と語った。「野生のパンダは絶滅の危機に直面しており、パンダ保護についても希望が持てる成果だ」とも述べた。

 フランスで飼育されているパンダはこの2頭のみ。仏中両国の政府高官による緊迫した交渉の結果、2012年2月にボーバル動物園にやってきた。

 パンダの繁殖は野生でも飼育下でも難しいことで有名だ。雌パンダの発情期は年に1度、48時間ほどしか訪れない。

 ドロー氏によると、同園では当初、歓歓と圓仔に交尾をさせようと試みたものの、失敗したため、人工授精を実施した。パンダの妊娠期間は短く、出産は8月4〜5日の見通しだ。
【翻訳編集】AFPBB News