26日、韓国メディアによると、今月3日から1週間、米ニューヨーク・タイムスクエアの広場にある電光掲示板で上映された「軍艦島の真実」と題する映像広告で、一部の写真が間違って使われていたことが分かり、物議を醸している。写真は軍艦島。

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2017年7月26日、韓国・中央日報によると、今月3日から1週間、米ニューヨーク・タイムスクエアの広場にある電光掲示板で上映された「軍艦島の真実」と題する映像広告で、一部の写真が間違って使われていたことが分かり、物議を醸している。

韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授が25日、この事実を明らかにし、謝罪した。徐教授は自身のフェイスブックで「軍艦島に関する放送や記事で代表的に使われる写真があるが、その写真が軍艦島で石炭を掘る朝鮮人強制徴用者ではなく日本人鉱夫であることが判明した」とした上で「多くのメディアで使われていたため信頼できる写真と考え今回の映像広告に使用したが、徹底した検証を行うべきだった。支援してくださった多くの方に心よりおわびする」とした。

今回のミスについて、一部では「日本の極右勢力が強制徴用自体を否定するための根拠として悪用するのではないか」と懸念する声が出ているという。これに対し、徐教授は「この写真が使われた放送や新聞、個人のブログなどを検索し、間違っている事実を広く知らせていく」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「映像を制作するためにどれだけの人が募金したと思っている?非常に残念」「しっかり勉強・調査してから声を上げるべき」「国の恥さらし」「徐教授はやる気はあるけど、結果はいつも空回る」「小学生でもしないようなミス」など批判的なコメントが多く寄せられている。

そのほか「厳しい環境で働いていたのは朝鮮人だけではなかったの?」と驚く声や、「韓国人は被害者が事実を誇張するのは歴史歪曲(わいきょく)に当たらないと考えているところがある」と指摘する声も。

また、「なぜもっと慎重になれなかったの?日本人に『やっぱり捏造(ねつぞう)だった』と言われるだろう」「日本に弱みを握られた。謝罪を受けることがますます難しくなったのでは?」と懸念する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)