深刻な水不足に直面しているイエメン西部ホデイダの郊外の村で、井戸からくんだ水を飲む女児(2017年7月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国連(UN)は26日、内戦下のイエメンでは戦争およびコレラと飢餓のまん延が複合的に絡み合い、国内の子どもたちおよそ80%が援助を必要とする深刻な状態に置かれていることを明らかにした。

 2日間の日程でイエメンを訪れた国連機関の代表者3人は共同で声明を発表し、「イエメンの子どもたち80%近くが即時の人道支援を必要としている」と訴えた。

 また「約200万人の子どもたちが深刻な栄養失調の状態に陥っている」と明らかにし、「栄養不良のためコレラに感染しやすくなり、病気がさらなる栄養失調を生み出している」「ひどい組み合わせだ」と指摘した。

 イエメンではサウジアラビアが支援する政府側と、イランが後押しするイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」との戦闘が2年以上続いており、インフラの多くが破壊され、数百万人が飢餓のリスクにさらされている。
【翻訳編集】AFPBB News