[デトロイト 26日 ロイター] - 米フォード・モーターが発表した第2・四半期決算は、税率低下と米国市場での利益率の高い小型トラック販売増加を受け、予想を上回る利益となった。税率低下により通年の利益も押し上げられるとの見通しを示した。

ただ通年の税引き前利益予想を下方修正したことで、序盤の取引で株価は小幅安となっている。寄り付き前取引では1.2%下落していた。

このほか第2・四半期は価格割引を促進したほか、在庫コストも増加。通年の自動車事業の業務利益率とキャッシュフローは前年を下回るとの見通しを示した。

通年の調整後1株利益は1.65─1.85ドルとの見通しを示した。トムソンロイター・エスティメーツによるアナリスト予想は1.51ドル。シャンクス最高財務責任者(CFO)は、米国外での繰延税金損失の前倒し適用で税率が15%となったことが主因と指摘した。アナリストは今年の実効税率を30%と見込んでいた。

シャンクスCFOは、税引き前利益は同社の従来予想の90億ドルをやや下回る水準になると予想。フォードは昨年は104億ドルの税引き前利益を計上している。

同CFOはまた、南米に次世代コンパクトカー「フォーカス」を製造する工場の建設計画を中止したことも明らかにした。フードは前月、同モデルの製造をメキシコから中国に移転させる計画を発表していた。

第2・四半期の純利益は20億4000万ドル、1株あたり0.51ドル。前年同期は20億ドル弱、同0.49ドルだった。

特別項目を除く1株利益は0.56ドル。アナリスト予想は0.43ドルだった。

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