日本統治時代から残る松林、写真撮影の名所に/台湾・花蓮

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(花蓮 26日 中央社)東部・花蓮市にある水道をテーマにした文化エリア「美崙自来水園区」には、日本統治時代に植樹されたリュウキュウマツ林が現在でも残されている。中でも、地面と平行に横に伸びているマツはその特殊な形状から、人気の写真撮影スポットになっている。

同園区は1921(大正10)年に竣工した米崙淨水場を公園として活性化させたエリア。6.9ヘクタールの敷地内には水道博物館があり、日本統治時代の公文書や機器などが展示されている。

同園区を管理する台湾自来水第九区管理処花蓮服務所の曹応廉主任によると、園内の松林は、日本統治時代に日本人が第1便として運び込み、試植したもの。第1便のマツは花蓮と南部・屏東にしか植えられていない。当時は約90本があったが、枯死や30年余り前の建築工事で伐採されたため、現存するのは50本余りのみ。

現在は園内の旧宿舎2棟と庭園が民宿や工芸品店として再活用され、毎日2000〜3000人の来園者で賑わっている。

(李先鳳/編集:名切千絵)