仏パリで行われた航空ショーで披露された航空機に描かれたボーイング社のロゴ(2017年6月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)は25日、世界の航空交通量が現在のペースで増加し続ければ、航空業界では今後20年で新たに63万7000人のパイロットが必要になるとする年次報告書を発表した。昨年発表された報告書で予測された人数から3.6%増えている。

 同社のグローバル・サービス部門が作成した報告書によると、2017年から2036年までの期間に、アジア太平洋地域だけ新たに25万3000人のパイロットが必要となり、全体の3分の1を占めるという。また北米では11万7000人、欧州では10万6000人となっている。

 一方、新たに必要な航空機の整備士は64万8000人と予測しており、昨年の報告書の数字から4.6%減少した。ボーイングの新型機「737MAX」において整備に必要な時間が減少することが主な理由という。

 ただ客室乗務員は2036年までの間、83万9000人が新たに必要となる見通し。このうちアジア太平洋地域は30万8000人、欧州で17万3000人、北米で15万4000人、中東が9万6000人となっている。

 民間航空会社に訓練プログラムを提供するカナダのCAE社も先月、今後10年間で25万5000人のパイロットが新たに必要になるとの調査結果を発表している。
【翻訳編集】AFPBB News