インディカー、2018年から導入される共通エアロキット「NEXT」を公開!

【ギャラリー】 2018 IndyCar NEXT27


2018年から適用される共通エアロキットのレンダリング画像を5月に発表したインディカーが、ついに実物を公開した。新しいエアロキットは、スーパースピードウェイ用とロードコース/ショートオーバル用の2種類が設定されており、今回公開されたのはスーパースピードウェイ用だ。現在はそれぞれ独自のエアロキットを供給しているシボレーとホンダも、来季から揃ってこの同じボディを使用することになる。


2012年から導入されている現在のダラーラ製「IR-12」シャシーに装着された新しいエアロキットは、2017年の現行マシンに比べ極めてシンプルになった。これはリア・ウイングが劇的に低くなったことや、リア・ホイールガードが取り除かれたこと、エンジンカバーのエンドプレートが低くなったことなど、数多くの大きな変更によるものだ。インディカーでは、デザイナーがエアロダイナミクスと同じくらいルックスを向上させることにも重点を置き、1990年代のインディカーからインスピレーションを得て製作したと述べている。

ルックスが新しくなったことに伴い、機能面もいくつか変更された。車両重量は現行マシンよりも軽くなり、重量配分はドライバーの要望を受けて、さらに前方寄りに移動したという。様々な空力パーツを減らすことで乱気流が減少したとも伝えられているので、近年のシリーズよりもさらに緊迫した接近戦が期待できるだろう。また、今後はF1でテストされたコックピット保護デバイス「シールド」のようなウィンドスクリーンも、開発が進み承認が得られたら、取り付けることができるように設計されているという。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー