iRobot、ロボット掃除機ルンバが収集した「間取りデータ」を販売する計画(ロイター報道)
日本でも利用者が多いロボット掃除機ルンバ。その製造元であるiRobotがルンバが収集した家庭内のマップ情報を、スマートデバイスを手掛けるメーカーに販売する計画があるとロイターが伝えています。

ロイターによると、iRobotのCEO Colin Angle氏は「スマートな照明、サーモスタット、防犯カメラなどがすでに販売されているが、それ自身が置かれている物理的環境を把握するという点ではまだ無能だ」と述べ、ルンバのマッピング技術を使えばこの状況を変えることができ、今後はそれが同社の戦略事業になると考えているとのことです。

そして、ルンバが収集したマップデータを今後数年以内にAmazon、Google、Appleのいずれか一社に販売する可能性があるとしています。

ルンバは搭載したカメラとフロアトラッキングセンサを使い室内の環境を適宜把握、家具の下や椅子の脚周りなども掃除残しがないのを特徴としていますが、その際に間取りや家具の配置なども必然的に収集することになります。



▲ルンバのカメラとトラッキングセンサー(image / iRobot)

その収集したマップデータを販売するということですが、間取りや家具の配置がわかっていれば、スマートデバイスが効率的な空調や音響などを調整し、より便利になる可能性があることは想像に難くありません。しかし、利用者側からすればプライバシーの問題が気になるところです。Angle氏は顧客の承諾なくデータを販売することはないとしていますが、どのような形で承諾を得るのかは不明です。