レイモン・ドゥパルドン (C)Paimeraie et desert-France 2 Cinema

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 フランス写真界の巨匠にしてドキュメンタリー映画作家のレイモン・ドゥパルドンのドキュメンタリー「旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス」の予告編が公開された。

 報道写真家としてマグナム・フォトに所属。アルジェリアの戦場に始まり、20世紀のあらゆる変革が起きた現場を飛び回って取材を続け、近年は「ガイドブックには載らない」風景ばかりを40年以上に渡って撮影した作品を発表している。今は、ドゥパルドンの「世界中を旅したフィルムのかけらで一本の映画をつくる」という夢が実現したドキュメンタリー。妻であり、ドゥパルドンの映像作品の製作・録音を担当してきたクローディーヌ・ヌーガレが共同監督を務め、写真家の人生のハイライト集であると同時に、普遍的な「人生の旅」を映したドキュメンタリーに仕上がっている。

 予告編では、パティ・スミスの「Beneath the Southern Cross」と共に、ドゥパルドンの撮影による映像を紹介。写真家が愛したアフリカの広大な砂漠から紛争地帯、また、若き頃のアラン・ドロンやジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメールら映画界の巨匠たちの貴重な姿、“ガイドブックに決して載らない”世界中の風景を撮り続けている現在のドゥパルドンの姿も映し出される。

 「旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス」は9月9日から、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。9月1日から、CHANEL NEXUS HALLでレイモン・ドゥパルドン写真展「DEPARDON/TOKYO 1964-2016」も開催(10月1日まで)。9月1〜3日にはアンスティチュ・フランセ東京で、ドゥパルドンの特集上映「フランスのドキュメンタリー映画史の遺産と現在」を開催。