褒めるタイミング

しつけをする上で大切なことはいくつかありますが、その中でも重要なのが「褒めるタイミング」です。
愛犬に出来たことを褒めて、出来なかったことを指摘する必要があります。きちんとしたタイミングで褒めることは、しつけをする上でとても役に立ちます。
例えば、おすわりをした時に褒めるとしましょう。
褒めるタイミングはもちろん座った瞬間です。しかし、愛犬がすぐに立ち上がってしまうこともありますよね。
立ってから褒めてしまうと、犬はおすわりしてからすぐ立つと褒めらえると勘違いしてしまいます。「座る=褒められる」ではなく、「座る→立つ=褒められる」と思ってしまうのです。
立つだけではありません。飼い主さんの顔をなめたり、押し倒したりしたあとに褒めると「これがいいことなんだ!」と覚えてしまいます。
おすわりを覚えさせたかったら、おすわりをしている時に褒めなくてはいけません。飼い主さんが「よし」と言うまでおすわりを続かせることも必要です。
愛犬の動きをよく見て、褒めるタイミングを掴むようにしましょう。

しつけ別褒めるタイミング

ここではしつけのやり方と、褒めるタイミングを見ていきましょう!
まずはじめにしつけのやり方ですが、愛犬が大好きなおやつを用意してあげましょう。
しつけをする場合は、犬が落ち着いているときにやること、はじめは集中力が続かないので2〜3分程度でやりましょう。
上手にできたらまずはそこで終了です。徐々に時間を長く、回数を多くしていくと良いでしょう。

おすわり

犬の正面に立ち、片手でおやつを握って犬に嗅がせます。
匂いに引きつけられているようであれば、そのまま手をゆっくりと犬の頭よりも高い位置にもっていきます。
次に、おやつを犬の背中の方向へと動かしましょう。すると飛びつこうとするか、そのまま座って見上げるかという体勢になります。
手に飛びつく場合は、位置を上にして届かないようにしましょう。
お尻を地面にくっつけてそのまま見上げている状態のときに「おすわり!」と声をかけ、座ったままであればおやつをあげて褒めてあげてください。
立ち上がったり伏せたりした場合は、すぐに褒めるのをやめましょう。
褒めるタイミングは座っている間です!

待て

待てはおすわりができるようになってからが覚えやすいかと思います。
いつものようにおすわりをさせます。そこでおやつをあげたり、褒めるのではなく、待てと合図を送ります。声で支持しても構いません。
待て、と言ったあとにおやつを持ったまま手をあごの下に持っていって、犬とアイコンタクトをとります。
そしてそのまま座っていられたらおやつをあげたり、褒めてあげたりしましょう。
これを繰り返すことで待てを覚えます。
褒めるタイミングは待ての合図をして、しばらく待てたときです!

おすわり→待て→アイコンタクト→おやつ、または褒める→待て→アイコンタクトの繰り返しです。

途中で犬が立ってしまった場合は、おすわりをさせてもう一度待ての練習を行いましょう。
待てと言ったあと、「よし」や「OK」という合図で解除する訓練も同時にすると良いでしょう。

こい、おいで

こいやおいでは愛犬を呼ぶ時に使いますね。
これは家の中やドッグランなどで犬を呼ぶことができるのでとても便利です。また散歩中の事故を防ぐこともできます。

まずはおやつを持って、犬から少し離れたところでおいでと声をかけます。犬がそばに寄ってきたらおやつをあげましょう。
褒めるタイミングは犬がそばに寄ってきたら、です!

呼んでちゃんと来るようになったら、おすわりと待てを合わせた練習をするのも良いですね。
練習方法は以下の通りです。
リードをつけて少し犬と距離を取り、おやつを持っておいでと呼びます。
このとき数歩下がりながら、おやつを飼い主さんの足元にだんだんくっつけるようにします。
犬が足元まできたら止めます。そしておすわりをさせます。
犬がおすわりをしたらおやつをあげて褒めてあげましょう。

次は待てです。
待ても普段の練習通り行います。
興奮しやすい犬にはこの訓練をしっかりやると良いでしょう。
はじめは興奮してまったく注目しないかもしれません。なのでおやつを持って気を引きましょう。
興奮しているときにはおいで、という指示を聞くようになったら完璧ですね。
呼べば飼い主さんの足元にきて、おすわりをして合図が出るまで待つようになります。

すべて褒めるタイミングは行動をした後、そして次の行動に移る前です!

まとめ

犬でも人でも褒めるタイミングは重要ですが、やっぱり難しいですよね。
犬はいつ褒めるかで「こうすれば褒められるんだ!」ということを覚えます。
愛犬のしつけをする時には、どのタイミングで褒めるのが効果的なのか考えながらすると良いですね!
しつけがきちんと出来ている犬は危険なめにあいにくいですし、危害を加える可能性もぐんと低くなります。
犬のためにもしつけをすることが大切です。
褒め上手になって愛犬と良い関係を築き、良いドッグライフを送りましょう!