ASKA

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 2014年の覚醒剤取締法違反容疑による逮捕で愛人を失い、昨年の逮捕(後に不起訴)では復活を願うファンの期待に水を差したASKA(59)。更に今年、親子睦まじく暮らした豪邸、30年連れ添った妻との別れがあったのだ。

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 東京・目黒の閑静な住宅街。約90坪のASKA邸はレコーディング・スタジオを併設し、彼の個人事務所が1993年から保有していた。しかし、それが5月末に売却されていた事実を登記簿謄本は示している。不動産業者に聞くと、

「このあたりは坪250万円なので、土地でおよそ2億3000万円。建物の価値を加え、3億円弱で売却されたと見てよいでしょう」

 悲劇はこれにとどまらず、更生を献身的に支えた妻・洋子さん(62)と離婚していたというのだ。成り行きを見守ってきた芸能記者は、

「差し当たって彼女は、その豪邸から2キロほど離れた一軒家で2人のお子さんとともに暮らしています」

ASKA

 と打ち明ける。実際にその家の前で、離婚について洋子さんに質すと、

「何も話せないんです」

 そんな口ぶりで明確には否定せず。そこで、関西地方に住む洋子さんの母・和子さんに尋ねたところ、

「もう離婚してますよ。ウチはまともな家やから、あんな人(ASKA)はちょっと……。最初に覚醒剤のことが世の中に出て以降、わたしたちはずっと離婚するように洋子に言い続けてきたんです。慰謝料のことがまとまって、離婚することができたようです。正直、やっとか、という感じです」

誇大妄想の結果

 他方、ASKAは福岡の実家に身を寄せ、社会復帰への道を探っている。そんななか、シコシコ執心するのが他でもないブログの更新で、例えば、「CHAGE」というタイトルで出し抜けにこう綴られる。

〈僕の人生において、あんなに、薄っぺらい、バカで、イイかっこしいで、その場限りの思いつきの言葉を、ドヤ顔で言う人間は知りません〉

 活動休止中とはいえ解散したわけでもない相棒を口を極めて難詰するのだ。 

 精神科医の片田珠美氏は、

「覚醒剤の残存症状は非常に重い。CHAGEさんへの批判は、自分が偉いと勘違いする誇大妄想の結果と思われます。しかし、本人に病気だという意識がないようなので、自分から治療を望むことはないでしょう」

 と分析し、続ける。

「離婚はASKAさんにとって最悪です。通常、薬物から抜け出すには他者の援助が必要不可欠。なのに、奥さんを失った彼は行動に歯止めが利かず、再び覚醒剤に手を出す可能性は格段に上がってしまいました」

 頻繁なブログ更新と常軌を逸した内容は、行き場を失った寂しさのインデックスとして捉えるべきなのだろう。そんな彼は路頭に迷う運命なのかと言うと、

「いや、彼の懐には著作権使用料だけで年1億円が転がりこむ。自宅の売却益を慰謝料に充てたとしても金銭的には余裕があります」

 と先の記者は“頼みの綱”の存在を指摘しつつも、

「覚醒剤の売人はカネの匂いに敏感ですからね……」 

「週刊新潮」2017年8月3日号 掲載