今年に割り当てられた自然資源の「予算」は来週にも使い果たされることになる。2017年4月、安徽省にある石炭発電プラント(Kevin Frayer/Getty Images)

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 今年に割り当てられた自然資源の「予算」は8月2日に使い果たされることになる-。そんな警告が、国際環境NPO(非営利団体)グローバル・フットプリント・ネットワーク(Global Footprint Network,GFN)から発せられた。

 同団体は水、土壌、清浄な空気などの自然資源の今年の割り当て分がなくなる日を「アース・オーバーシュート・デー」(Earth Overshoot Day)として毎年記録」している。同団体と世界自然保護基金(WWF)が25日に発表した報告書によると、今年のこの日は8月2日になり、昨年より1日早くやってくることになる。

 わずか7カ月あまりで地球が1年間で再生できる自然資源を消費してしまった。しかも、この消費ペースは年々早くなっている。1993年は10月21日だったが、2003年は9月22日、2015年は8月13日だった。経済成長と人口の増加などでこの消費ペースを速めたと同団体は分析した。

 昨年のAFP通信の報道によると、現在のペースでいくと、地球資源に対する需要を維持し続けていくためには、地球1.6個が必要であるとGFNは見積もっている。また、全世界の人がアメリカの生活様式を採用した場合、地球4.8個、日本での生活様式が採用されれば、地球2.9個とそれぞれ必要になる。インド人と同じように生活する場合、地球0.7個で十分になる。

(翻訳編集・高遠)