吉本新喜劇の新座長に就任した酒井藍(中央)

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 吉本新喜劇で史上初の女性座長に就任した酒井藍(30)が26日、大阪・なんばグランド花月で新座長就任公演『恋する乙女はちょっぴり太め』の初日を迎えた。午前の本公演では、4座長の内場勝則(56)、辻本茂雄(52)、川畑泰史(50)、すっちー(45)とともに舞台上で口上を行った。

【写真】吉本新喜劇「酒井藍」新座長就任公演の模様

 まずは、内場が「このたび吉本本社より、こちらに控えております若手、酒井藍が新座長に昇格するという報告を受けまして、私、『イーーー!!』。本人の酒井藍も『イーーー!!』。そして吉本新喜劇の楽屋のみんなも『イーーー!!』と驚きました」と自身のギャグを交えながらあいさつ。一方の辻本も「女性初めての座長で、男と違っていろんな気配りができると思います。皆さま、新座長酒井藍を応援してやってくれたらどうや!」と祝福した。

 すっちーが「あいうえお作文」で「さわやかで、かしこくて、いい人で、愛情があって、意地汚い!」と紹介すると、これまでうやうやしく頭を下げていた酒井も思わず顔を上げてジロリ。川畑も「本日は、酒井藍ちゃんの横綱襲名披露…」と笑わせながら「これから、我々男の座長にはできない、女性ならではの笑いやお芝居を作ってくれると思います」と呼びかけていた。

 座長就任後の記念すべき舞台を終えた酒井は「正直、緊張していて…。みんないいこと言ってくれてと言ったんですが、一言も覚えていないです。『イーーー!!』って言ってくれたのは覚えているんですけど、顔を伏せているし、手は震えているし、次に新喜劇やるしで、ドキドキドキドキでした」と回想。「私以外の方は200点満点なんですが、私は皆さんに助けられまくっていたので、100満点で言ったら…98点くらい(足元を指して)ここが座長の線だとしたら、その線の上に足を乗せたくらいの気持ちです」と気持ちを引き締めた。

 今後は、座長として独自のカラーを出していくことも求められるが「男性座員よりも女性座員のことを近くで見ていますし、いいところも悪いところも、私を入れて6座長の中でわかっていると思う。新喜劇は男性の人数が多くて、女性が少ないのですが、その中でも一つ、二つ、その人の個性がきらりと光るような新喜劇を作っていきたい」と意気込み。気になる給料については「(昇給は)8月になります。座長の方が『そないやない』とおっしゃるので、あまり期待はせず。できたら25倍くらいになっていますように」と満面の笑みを浮かべていた。