「HIROSHIMA APPEALS 2017 キノコ図」
デザイン:原研哉
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)と一般財団法人広島国際文化財団は、1983年から「ヒロシマ・アピールズ」キャンペーンを主催 / 実施している(2013年からは公益財団法人ヒロシマ平和創造基金を加えた3団体の主催)。この「ヒロシマ・アピールズ」は、言葉を超えて“ヒロシマの心”を訴えるポスターを共同制作し、国内外に向けて平和を呼びかけるキャンペーン。これまでにも錚々たる制作者がポスターのデザインを手掛けてきた。シリーズ20作目にあたる2017年版ポスターは、原研哉氏がデザインを担当。完成したポスターは、広島市役所にて広島市長に贈呈され、一般販売も開始されている。
1983年に開始された「ヒロシマ・アピールズ」では、当時JAGDAの会長であった亀倉雄策氏が第1回作品として「燃え落ちる蝶」を発表。その後、1989年まで1年に1枚のペースで制作され、2005年から再び毎年JAGDAの会員1名がポスターのデザインを手掛けている。亀倉雄策氏のほかには、粟津潔氏、福田繁雄氏、早川良雄氏、永井一正氏、田中一光氏、勝井三雄氏、仲條正義氏、佐藤晃一氏、松永真氏、青葉益輝氏、浅葉克己氏、長友啓介氏、遠藤享氏、奥村靫正氏、葛西薫氏、井上嗣也氏、佐藤卓氏、上條喬久氏がデザインを手掛けてきた(http://hiroshima.jagda.or.jp/appeals.html)。
原研哉氏がデザインした2017年版ポスター「HIROSHIMA APPEALS 2017 キノコ図」では、キノコ雲を下から見上げる図を表現。原氏が原画を描き、それをそのまま共同制作者の水谷嘉孝氏が精緻に仕上げていくかたちのコラボレーションで、リアルなイラストに仕上げられた。このポスターは、B1判、限定2000枚、1枚1080円(2017年7月26日時点での税込価格)で、広島平和記念資料館 / 広島市現代美術館 / JAGDA事務局 / JAGDA ONLINE SHOPなどにて販売。そのほか、2017年7月26日(水)〜8月4日(金)に旧日本銀行広島支店(広島県広島市中区袋町5-21)で開催中の「ヒロシマ平和ポスター展 PIECES FOR PEACE 2017」をはじめ、各所での展示 / 掲示も行なわれている。
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
URL:http://hiroshima.jagda.or.jp/
2017/07/26