台東の宿泊業者、誘客に向け一致団結  中国大陸客減少も日本人客増加/台湾

写真拡大

(台東 26日 中央社)観光客増加につなげようと、東部・台東の宿泊業者は25日、「台東特色飯店聯盟」を結成した。中国大陸からの団体客の減少を受け、県内の一部の宿泊施設では今年上半期の客室稼働率が前年の5割程度にまで落ち込んでいる。業者同士の団結により、誘客拡大を促進する。

凱旋星光酒店(台東市)によると、中国大陸団体客の減少による影響が特に大きいのは台東市街地や東海岸沿いの宿泊施設。離島・緑島の施設も夏休み期間の客室稼働率は前年同期比3割程度下がっているという。

一方で、花蓮中部から台東北部まで広がる花東縦谷に位置する鹿鳴温泉酒店(鹿野郷)の潘貴蘭董事長(会長)は、縦谷は中国大陸客の主要観光路線ではないため、中国大陸客減少の影響は大きくないと語る。反対に、個人旅行客の増加で全体の業績は伸びたと明かした。

毎年夏に県内の鹿野高台で開催されている「台湾国際バルーンフェスタ」の司会者によると、今年の来場者は過去2年より多く、特に香港や日本からの観光客が増加したという。

同聯盟は、中部・台中や南部・高雄の業者で組織されている「台湾特色飯店聯盟」と連携。加盟施設では会員を対象に朝食の無料サービスや宿泊料の割引などが行われる。

(盧太城/編集:名切千絵)