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暑い時期に食べたくなるのは、なんといっても冷たい「かき氷」ではないだろうか。最近では、各地でかき氷専門店がオープンし、行列ができるなど、空前のかき氷ブームとなっている。その中でも特に流行しているのは、口当たりのやさしいかき氷だ。一方、家庭用の電動かき氷器も進化しており、各メーカーから「ふわふわのかき氷を作れる」という魅力的な製品が数多く発売されている。今回は、その中から人気の5機種に絞って実際に試食してみることにした。



池永鉄工

アイスワン ヌーボ FM-03

実勢価格:1万1000円

【SPEC】サイズ:幅170×奥行190×高さ250mm、重量:約1.5kg、消費電力:8W、使える氷の形状:バラ氷

昭和25年から”スワン印”の氷削機を製造・販売している池永鉄工のかき氷器は、刃は日本国内で製造されており、刃の切れ味、耐久性、使いやすさの点で評価が高い。その氷削機メーカーが家庭用に開発したのが『アイスワン ヌーボ FM-03』だ。手軽に作れるように、約3cmのバラ氷に対応している。バラ氷を羽根で回転させ、日本製の鋭い刃で削るため、バラ氷でも業務用かき氷器で作ったような、空気を含んだかき氷ができる。あまり量販店等では見かけないが、インターネットショップなどで手に入れることができる。

設置性



本体は四角くコロンとしていており、500mLのペットボトルと比較すると、高さが少し高い程度。カラーはホワイトのみで、無駄が一切ないスッキリデザイン。



準備のしやすさ



回転羽根で氷を回転させ、鋭い刃で削る。その隙間に約15〜20個の氷を均等に入れなければならない。氷投入口が狭いので、均等に入れるのは少々面倒だ。



氷のバリエーション/やわらかさ





▲少しだけ長く、ごく薄い氷が重なり合い、空気の層を作っていく。とてもなめらかで、バラ氷で作ったとは思えない食感だ。



▲さすが氷削機メーカーが開発しただけあって、氷がサクサク。空気を含んでいるので、シロップをかけてもかたまりになりにくい。

メンテナンス性



回転羽根は、取り外してお手入れできる。お手入れをする際、手をひっかけるところがなく、本体がややはずしにくかった。



家電プロレビュアー/石井和美の評価





バラ氷で作ったとは思えない!空気の層をつくり出す最高の食感

氷の粗さは刃物取付ネジを回して調整する。刃物の角度がシビアで、うまく削れないときは、いったん刃を外して付け直して調整したほうがうまくいく。きちんと角度が決まれば、少し細長い、空気を含んだ、かき氷屋で食べるような氷が楽しめる。粗目の氷はうまくできなかったが、ふんわりした氷が好きな方はたまらないだろう。このような食感のかき氷を、バラ氷で再現できるということに驚いた。ただ、独自の構造で、氷が入れにくかったり、パーツが外れにくかったり、準備とお手入れが若干面倒だと感じた。

家電プロレビュアー/石井和美 白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。Webや雑誌などで多数執筆中。家電blog

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋

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