移住者が教える「フランスのエスプリが感じられる」パリのお気に入りスポット5つ

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トラベロコは世界145カ国、1400都市、10,000 人以上の海外在住日本人(ロコ)が登録する日本人のための海外プラットフォーム。世界中のロコがもっている現地在住の知識や経験、能力がサービスとして提供され、あなたの旅を楽しくしてくれます。そんなトラベロコで活躍中のロコが、移住者ならでの視点で地元のリアルをご紹介します。

こんにちは。パリ在住のプーちゃんです。「移住者に聞く旅行ガイド」のフランス・パリ編として、フランスに来たら訪れてほしい、フランスのエスプリが感じられるお気に入りスポット5つをご紹介します。

1. Passage Jouffroy(パッサージュ・ジョフロワ)とベレー帽

いわゆるパリの代表的な観光地以外に、最近よくガイドブックで見かけるようになった「パッサージュ」。日本でいうところのアーケード、ギャラリーとも呼ばれています。

知名度が上がってきたからか、お客様からのリクエストも徐々に増えてきています。レトロで趣があり、個性的なブティックが並ぶ歴史建造物パッサージュは個人的にも大好きなスポットです。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

パリ市内にいくつもあるパッサージュですが、その中でも特におすすめなのがPassage Jouffroy(パッサージュ・ジョフロワ)。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

ギャラリー内には蝋人形館Grevin(グレヴァン)やショパンの曲がいつも流れているホテル・ショパン(当時ショパンが近くに住んでいた)、フランスらしいアンティークのお店、傘&ステッキ専門店、おしゃれなカフェ、可愛すぎるミニチュア家具のおもちゃ屋「Pain de piss」、などなど …

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

その中央あたりに位置する、雑貨店というよりこだわりのコンセプトショップ「Paris est toujours paris」(パリはいつもパリという意味)は、ぜひ覗いてみてほしいブティック。センスのいいお土産物の中で、特に店主セバスチャンさん自慢のセレクトがこのベレー帽。

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Paris est toujours parisの店主セバスチャンさん。高級ブティック通りサントノーレ通りに店を構えるLaulhereの正式取扱店でもある。
Photo: プーちゃん / トラベロコ

先月も日本を訪れたというほど日本大好きのオーナーは、日本人にもぜひ本物のベレー帽を知ってほしいと、CNNで紹介された老舗Laulhere(ローレール)の動画を自慢げに見せてくれました。ベレー帽の製造は、元々フランス軍隊のために始まったそう。今でも一点一点丁寧に手作りされています。

400年続く老舗で、今でも手作りされているウールのベレー帽が、ここでは36.9ユーロ(約4,800円)で買えます。

Passage Jouffroy(パッサージュ ジョフロワ)

住所:10-12 Boulevard Montmartre, 75009 Paris

メトロ:8&9号線 Grande Boulevard

営業時間:パッサージュ7:00-21:30、パッサージュ内のブティック10:30 or 11:00-19:00(店によって異なる。日曜日休み、月曜日午後から開店の店も多い)

Paris est toujours paris

住所:47 Passage Jouffroy 

営業時間:10:00-19:00 無休

2. ファーム「Gally」で野菜やフルーツ狩り

お気に入りの場所は?と聞かれたら真っ先に思い浮かぶのが、パリ郊外ベルサイユの西に広がるファームGally(ガリー)。広大な耕地には、春から秋にかけていろいろな野菜やフルーツ、花などが農薬を使わない自然な方法で栽培されています。

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お目当ての収穫物が旬になるのを待ちかねて、天気のいい週末に出かけるのが家族の行事のようになってもう15年。時にはピクニックの用意もして出かけます。
Photo: プーちゃん / トラベロコ
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ファームは誰でも自由に無料で出入りができ、収穫した物だけを量り売りで購入できる安心のシステム。週末には朝早くから小さな子供連れの家族で大賑わいとなる。
Photo: プーちゃん / トラベロコ

ジャムにするとおいしいフキに似ているルバーブ、カシス、フランボワーズ、キャベツ、サラダ、サヤエンドウ、ほうれん草、ハーブ類、百合など …

夏はたくさんの種類のトマトや甘いコーン、ハロウィーンのころにはりんごやかぼちゃ。耕地がとにかく広いので、よく歩きいい運動になります。どこまでも続く青空と大地と新鮮な空気を感じる、平和でのどかなひとときです。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

大都会パリでは味わえない、農業国フランスの顔を垣間見ることができるナチュラルスポットです。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

住所:CD 7 - Route de Bailly, 78210 Saint-Cyr-l'École

営業時間:3月から10月(その年の収穫状況により多少異なる)毎日9:30-19:00

電話番号:0139633090

URLはこちら。

3. エッフェル塔を見ながらのディナー「L'Oiseau Blanc(ロワゾー・ブラン)」

パリを代表する観光スポット、エッフェル塔。その全貌が見られるビュースポットはトロカデロ広場やバトークルーズからなどいくつもありますが、それとは違う角度から堪能できる意外に知られていないおすすめの穴場を紹介します。

凱旋門から延びるKlbertクレベール大通り、同メトロのすぐ前にそびえ立つ近代的な5つ星ホテル「ペニンシュラ」の6階のフレンチレストラン「ロワゾー・ブラン」は、今や宿泊客でも予約が取れにくなってきたほどの、星付き候補の人気レストラン。

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Image: The Peninsula Hotels
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Photo: プーちゃん / トラベロコ

ここからエッフェル塔を臨むことができるとは聞いていたのですが、その景色は想像以上!

フロントのある本館ではなく、別館一番奥のエレベーターで6階に。まず目に飛び込んできたのは屋外に吊られた大きな飛行機の模型。

そう、これがレストランの名前にもなっているロワゾー・ブラン(「白鳥」という意味)。18世紀に初めて大西洋を試みた勇敢な飛行機の名前なのです。このレストランのコンセプトはこの飛行機を操縦した2人のフランス人パイロットのオマージュ。館内のデコレーションもすべてロワゾー・ブラン一色です。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

広々としたスペースに大きな窓からはパリの夜景が、どこのスポットともまた違う角度で堪能できます。

まるで屋外にいるかのような開放的で広々としたスペース。大きな窓からはパリの景色がどのテーブルからでも見えるように設計されています。特に夜のライトアップされたサクレクール寺院と堂々たるエッフェル塔は感動的! ラッキーなことに、毎時に5分だけ点滅されるシャンパンフラッシュをディナーが終わるまでに2回見ることができました。

タイミングよく、スターのような絵になるカップルがいる隣のテーブルに、キャンドルつきのケーキが運ばれてきました。きっと彼女の誕生日なのでしょう…

ここではお決まりのハッピーバースデーを歌うことはないし、十分に離れた隣の席から視線を感じることもない ・・・ そんなプライベートな大人の時間と空間です。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

特別な日に思い切りオシャレをして行きたいところです。ディナーは選べるアントレ+メイン+デザートのコースメニューのみ。

L'Oiseau Blanc(ロワゾー・ブラン)

住所:19avenue klebert. メトロ6番線:klebert

営業時間:毎日12:00-14:30、19:00-22:30

電話番号:0158126730

URLはこちら

4.「VALOIS VINTAGE(ヴァロア・ヴッンテージ)」

フランスらしい特徴的なブティックのひとつに、Depot-Vent(デポヴァント)と呼ばれるセカンドショップ(委託販売のお店)がパリにはたくさんあります。特に高級ブランド、エルメスやシャネル、ルイヴィトンを扱う店が多いです。

日本ではセカンドというと中古のイメージがありますが、フランスでは蚤の市に代表されるようにヴィンテージ、オリジナルなものがポピュラーです。また、それを見つけ出す作業が大好き。

その店の数と種類の多さはさすが本場フランス。中にはヴィンテージや稀有なコレクションを置く店も多く、個人客以外にも買い付け業者の集まるところ。

日本人にはまだまだ知られていない穴場的ブティックを紹介します。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

場所はシャンゼリゼ通りにも近いシックなエリア8区にある「VALOIS VINTAGE(ヴァロア・ヴインテージ)」。店内には主にシャネルのコレクション(レアな非売品も)、洋服、バック、アクセサリーなどが数多く、その他エルメスの年代ものケリー、ヴィトン、イヴ・サンローラン、GIVENCHYなどのフレンチブランドが所せましと並んでいます。本物を確実に見分ける目を持つオーナーのシャンタルさんは、この業界30年のベテランでその信頼性と人柄から顧客の多いのも特徴。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

東京や香港のセカンドショップを回るのが趣味というような有閑マダムの常連さんたちも多く、野菜を買うような気軽さで今日も19世紀のシルバーリングをお買い上げ。使わなくなったブランド品を売りに来る人も多く、商品が倉庫にも入りきれず、ついに2号店を1か月前に隣にオープンさせたばかり。

それでもまだストックは店の片隅に多く積まれています。ますますにぎやかになり、華やかでちょっぴりスノッブな勢いのあるブティックです。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

住所:8rue des Saussaies 75008 Paris、メトロ9・13番:Miromesnil

電話番号:0149249764/0665382323(携帯)

営業日、営業時間:月曜〜土曜 11:00-19:00

URLはこちら

5. プチパレの中庭カフェ( LE JARDINE DU PETIT PALAIS)

パリにはルーブル美術館やオルセー美術館をはじめ、有名な美術館からあまり知られていない美術館まで多数あります。また、有料だけでなく無料の美術館や博物館も多くあり、歴史やアートが身近に感じられる街です。

私は混んでいないマイナーな美術館へ行くのが好きです。それも、平日の静かな時間を選び、自分のペースで絵画を鑑賞するのが、最高に贅沢なひととき。館内にあるカフェは特におすすめです。ロンドンでもパリでもそうですが、美術館のレストランやカフェは雰囲気も良く、リーズナブルで意外に外れがないのです。

中でも私のお気に入りは、シャンゼリゼ通りの中央に位置するグランパレの前にある、アールヌーボーの建物「プチパレ」。1900年、パリ万博の年に建てられました。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

フランス絵画や彫刻が、天井の高いゆったりした会場に展示してあります。特別展示室以外は入場料無料というのも嬉しいポイントです。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

中庭カフェでは、モザイクの回廊と高い柱のテラス席で噴水と植物を眺めながらお茶ができます。この解放感がまた気持ちいい。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

気軽なセルフサービス式のカフェには、個人的にも嬉しいオーガニックのスムージーや、シャンゼリゼを挟んで向かいにあるパティスリー「Le Notre(ル・ノートル)」から届けられたマカロンなど充実しています。

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Photo: プーちゃん / トラベロコ

住所:Avenue Winston Churchill, メトロ1・13番線:Champs-Élysées-Clemenceau

電話番号:0153434000

営業日、営業時間:月曜以外の毎日 10:00-18:00

URLはこちら

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【著者プロフィール】プーちゃん | トラベロコでの連絡先はこちら

在仏20年。日本にいたときはJTBに勤務(海外添乗7年)。現在も観光のアシスタントと同時に日本語教師をしております。旅行や街散策、英会話、料理が趣味で人とのコミュニュケーションが大好きです。トラベロコでは今までに90件以上のサービス提供実績があります。

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Image: S-F / Shutterstock.com, The Peninsula Hotels