不審な女が住宅街に出没(画像は『Metro 2017年7月23日付「Mystery woman ‘crying through people’s letterboxes in the middle of the night’」(Picture: Google)』のスクリーンショット)

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住民らの仲も良く普段は静かな住宅街で、平穏な日々を覆すような出来事が起こった。真夜中に各家のドアが叩かれ、郵便受けから女の泣き叫ぶ声が響き渡ったのだ。『Liverpool Echo』や『The Independent』など複数の英メディアが伝えている。

英マージーサイド州カービーにあるバーナード・クレセントで、なんとも不可解で不気味な出来事が発生した。7月15日の深夜2時から5時頃の間、住民らが寝静まっているであろう静かな住宅街に突然女が現れ、各家のドアをノックし、玄関扉の郵便受けから泣いたり叫んだりしてきたという。

不審な女に住民らは怯え、何人かが警察に通報した。気味悪い経験をしたひとり、ベック・エドマンズさんはこのように明かしている。

「朝4時半頃、誰かがドアをノックしたんです。でも無視しました。起きた時、裏のゲートが開いていたことがわかったんです。道路の向こう側に住んでいる高齢者の女性も同じ経験をしたようで、女は泣きながら『お金がない』と言ったそうです。高齢女性はドア越しに『近くに警察署があるから』と伝えると女は去ったようですが、そんな女がウチにも来たのかと思うと怖くて。戻ってくる気もするし、裏から侵入されたら最悪ですよ。この辺りは普段は静かで隣人たちとも仲がいいんです。でもこんな予期せぬことが起こるとショックで、もう家の中にいても安全だと思えません。私には小さい息子もいるから心配です。」

ほかにも不審な女が訪れたという住民らが、Facebookにこの出来事を投稿した。

「夜中2時頃にドアをノックする音がしたけど、確かめるため1階に降りるのは怖かったから無視した。ボーイフレンドが降りようとしたけど、止めたの。恐怖で震えたわ。」
「土曜の早朝4時頃、女が『トイレを借りたい』と言ってドアをノックしてきた。『リバプールから出て行く手段がない』とも言ってたね。」
「私の所にも朝4時頃来たけど、ドアを開けなかったの。」

通報を受けたマージーサイド警察は「母親がカービーに住んでいるという女性から電話がありました。土曜の夜中3時半から5時頃まで母親の家の玄関ドアがノックされ続け、女は『助けて! 行くところがないの! ドアを開けて!』と泣き叫んでいたようです。母親はドアを開けませんでしたが非常に怯えており、警察署員が自宅を訪れて安全面に関するアドバイスをしたそうです」と話している。

今回の不気味な出来事に恐怖を感じている住民は多いが、中には「女はきっと1人じゃない。これは新手の強盗の手口では? ドアを開けたら押し入ろうとしているに違いない」と推測する人もいるようだ。

このニュースを知った人たちからは「知らない人には絶対ドアを開けちゃダメ」「夜中に郵便受けから…って本当に気味悪い!」「絶対強盗に入ろうとしてたんだよ」「誰かのいたずらだったとしても、これは怖すぎる」といった声があがっている。

画像は『Metro 2017年7月23日付「Mystery woman ‘crying through people’s letterboxes in the middle of the night’」(Picture: Google)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)