外国を深く理解するのが難しいことを考えれば、人々が他国に対してステレオタイプを持つのももっともなことだ。

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外国を深く理解するのが難しいことを考えれば、人々が他国に対してステレオタイプを持つのももっともなことだ。中国の網易新聞が21日付で伝えた。

グーグルの検索エンジンの推薦機能は検索回数によって関連キーワードの順番をつけている。世界各国や地域に関する一つ目のキーワードは人々がその国に対する印象を代表できると言えよう。観光サイト「Exeter International」で「ベスト+国名」をキーワードとして検索し、一つ目の関連キーワードで世界のステレオタイプ地図を作ってみたところ、予想外の結果が多く出てきた。

例えば、中国に関するキーワードは「シルク」や「陶器」など中華の文化を象徴するものでなく、「中華鍋」である。外国人は中華鍋をおいしい食べ物を作り出す神秘的な力だと考えているのかもしれない。あるいは、海外の中華料理店の多くの名前が「China Wok」(中華鍋)だからかもしれない。

アジアの他の国のキーワードを見てみると、料理と関わるものがたくさんある。例えばロシアはウオツカである。「おいしいデザートはなくても大丈夫。でもウオツカがないと絶対いけない」と言われるほどロシアで流行っている。ウオツカは既にロシアの象徴となり、観光客はそれをお土産として持って帰っている。

米国のキーワードは「大学」である。これは世界で最も多くの名門大学を持つ米国にとって、当たり前のことであろう。カナダは聳える山々と高緯度森林に恵まれるので、「スキーの景勝地」と呼ばれている。また、キューバについて、人々がよく検索するのは「シガー」だ。キューバのシガーは全世界の高級シガー生産量の70〜80%を占めているという。

それに対し、南米では、ブラジルの「サッカー選手」、パラグアイの「ゴールキーパー」、ウルグアイの「砂浜」のほかに、人々はコロンビアの「コーヒー」、ペルーの「レストラン」、チリとアルゼンチンの「葡萄ワイン」、ガイアナの「スポンジケーキレシピ」にも関心を寄せている。食いしん坊は世界の全部を見ているといえるだろう。

また、ヨーロッパに目を向けてみると、スウェーデン、フィンランド、イタリアなどを含む国家のキーワードは「リゾート」「砂浜」「ホテル」と関係している。延々と続く海岸線、深い文化の蓄積、先進的な観光産業、いずれも外国人観光客をとりわけ引き付ける要素だ。また、面白いことに、ラトビアのキーワードは「笑い話」だ。

アフリカはアウトドア旅行に最も適する目的地とよく考えられている。南アフリカ、タンザニア、ナミビア、ザンビアなどの国の「ハンティング旅行」は大人気だ。世界各地の金持ちらはわざわざこれらの国を訪れ、狩猟を一つの道楽にしている。こういうレジャー方式はずいぶんお金がかかり、合法だが物議も醸している。

オーストラリアといったら何が頭に浮かんでくるだろうか?カンガルー?コアラ?珊瑚礁?実は「テレビ番組」だ。

音楽と映画は人々の関心が集まる話題である。この地図では、キーワードが「音楽」や「映画」と関係のある国は少なくない。例えば、人々は日本と韓国の映画に興味を示している一方、アフリカの優秀な「黒人音楽」についても知りたいのだ。

また、人々の検索ログの更新とともに、各国のキーワードも変わっているということは注意すべきだ。われわれはこのような地図から人々が一国のどんな方面に興味があるのかということを知ることができる。だが、ステレオタイプばかりに目を留めれば、偏狭になり、面白さも失ってしまうだろう。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)