By Marcin Nowak

Appleはバッテリーの弱ってきた端末に向けてバッテリー交換サービスを提供していますが、4、5年前に製造された一部のMacBook Pro用の交換バッテリーが不足しており、代替策としてより新しいMacBook Proへの交換を行っていることが明らかになっています。

Apple Exchanging Some 2012 and Early 2013 MacBook Pros Needing Battery Service With Newer Models - Mac Rumors

https://www.macrumors.com/2017/07/24/mid-2012-macbook-pro-top-case-battery-constraint/



AppleのMacノートブックにはリチウムポリマーバッテリーが搭載されていますが、これらは所定の充放電回数しか充電できないようになっているので、所定の回数がきたらバッテリーを交換する必要があります。Appleが提供するハードウェアサポートサービスのAppleCare+では、バッテリーの無料交換サービスを行っているので、バッテリーが弱ってきたと感じればこのサービスを使って消耗したバッテリーを新品のものに交換してもらうことも可能です。さらに、AppleCare+のサポートサービスに加入していなくても保証外サービスとして、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの場合は1万9800円、17インチMacBook Proならば1万7800円、13/15インチMacBook Proなら1万2800円でバッテリー交換ができます。

しかし、AppleはApple Storeで働く従業員とApple認定サービスプロバイダに向けて、Mid 2012とEarly 2013モデルの15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル用交換バッテリーの在庫がなくなってしまったことを通達しています。Apple関連のニュースを取り扱うMacRumorsが独自に入手した情報によると、交換用バッテリーは2017年9月15日まで供給不足となるとのこと。

この問題に対する一時的な解決策として、対象モデルのMacBook Proでバッテリー交換サービスを行う顧客には、同等の機能を持ったより新しいモデルのMacBook Proと交換するように従業員に指示を出しているとのこと。この場合、必要なのはユーザーが本来支払うべき修理費用のみで、もちろん新しい交換用バッテリーが入荷するまでバッテリー交換を待つ、という選択肢も存在します。



By Kārlis Dambrāns

さらに驚くべきことに、NoTNoSさんはオンライン掲示板のreddit上で「Mid 2012モデルの15インチMacBook Proを2017モデルのTouch Bar搭載15インチMacBook Proに交換してもらった」と語っています。この交換には約10営業日がかかったそうですが、交換の間Mid 2012モデルは手元にあったそうで、交換にかかった費用は保証外サービスとしてバッテリー交換に必要な1万2800円のみだそうです。

NoTNoSさんと同じように多くのMacBook Proユーザーがより新しいモデルとの交換に成功しているそうですが、新しくゲットできるのは2017モデルではなく2015モデルのMacBook Proが多いようです。ただし、一部のユーザーは2016モデルや2017モデルを受け取ったと主張しています。

なお、当然のことですが交換対象となるのはMid 2012とEarly 2013の15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルのみ。製造時期が異なるMacBook ProやMacBook Airは交換対象とはなりません。また、交換に出すMacBook Proがバッテリー交換を必要としていなければ、当然ながら交換は受け付けてもらえません。

なお、Macのバッテリーの充放電回数の調べ方と充放電回数の上限は以下のページに記されているので、気になる人はチェックしてみてください。

Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる - Apple サポート