欽ちゃん最初で最後のドキュメンタリー映画

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テレビ界のレジェンド“欽ちゃん”こと萩本欽一の最初で最後のドキュメンタリー映画「We Love Television?」が製作され、11月3日の劇場公開が決定した。また、このたびポスタービジュアル&特報(https://www.youtube.com/watch?v=c3HSUYsDKaU)が解禁となっている。

昨今のバラエティ番組の視聴率が平均10%程度のなか、全盛期には30%越えの番組を連発。自身の冠番組やレギュラー番組の1週間の視聴率の合計が100%を超えることから“視聴率100%男”と呼ばれ、テレビをエンターテイメントの王様へと押し上げた立役者・萩本欽一。一般視聴者とのからみ、司会アシスタントの誕生、ピンマイクの導入などなど…斬新なアイディアを次々と形にし、現在のバラエティ番組の基盤を作りあげたパイオニアだ。

本作は、アナログ放送から地上デジタル放送への切り替え期である2011年より、萩本の新番組制作に密着したドキュメンタリー。監督は新番組企画の発起人であり、「電波少年」シリーズなど数々の人気番組を手がけ、バラエティ界を席捲した“Tプロデューサー”こと土屋敏男が務めた。

田中美佐子と河本準一(次長課長)を共演に迎え、構成担当に放送作家の高須光聖、番組セット担当にチームラボが参戦。新発想の布陣で挑む番組制作の模様を記録した。膨大な映像素材に収められたのは、萩本のエンターテイメントへのあくなき執念と狂気を秘めた番組制作の奥義、そしてテレビマンたちの熱意だった。

萩本は、土屋が映画を作っていることを知らされていなかった。土屋は、ただ記録として番組制作の過程を撮り続けながら、実は「萩本欽一、初のドキュメンタリー映画」の制作に着手していたのだ。

土屋と萩本の出会いは、土屋が30歳のころにさかのぼる。土屋が30歳の時に萩本を師匠と仰ぎ、視聴率30%超えの番組に関わってきた萩本の背中を見て、その頭に「当時の現場と今の現場は何が違うのか?」「30%を超える番組の裏側はどんな様子だったのだろうか?」といった思いがよぎっていたという。土屋にとって“追いつけない師匠”萩本の素顔を撮り続けることで、何かが見えるかもしれない。そして、撮り終えた膨大な映像を何度も繰り返し見ていく過程で、萩本が生涯をかけて発し続けた貴重なメッセージが見えてきた――。

☆萩本欽一 コメント

まさか映画を作っているなんて、知らなかった。この映画、人生で納得のいかない唯一の仕事かな。でももっと面白くしたいなら、僕がコロッと逝った時に公開すればいいんだけどね(笑)。

☆土屋敏男 コメント

この映画で、僕の積年の思いが完結しました。このドキュメンタリーをテレビではなく映画にしたいと思ったのは、テレビは途中で観ることをやめることができる。でも映画は映画館に入ったら逃げられない。だから、逃げられない環境で観るものを作ってみたかったんです。僕にとって追いつきたいけど追いつけない師匠であり、常に動き続けている運動体、萩本欽一の最初で最後の貴重な映像になったと思います。

☆ストーリー

ある日突然、土屋敏男がカメラを抱えて萩本欽一の自宅に訪れる。「視聴率30%超えの番組を作りましょう。」その一言から、萩本欽一と土屋敏男の番組作りが始まる。番組に出演する演者との顔合わせ、番組構成に関わる人達との打ち合わせなどを精力的にこなす萩本欽一は、76歳。新しいものへの探求心、笑いへの追求心…周囲の人達の熱量を最大限に引き出していく萩本欽一独自の手法とは?これまで誰も見たことのない萩本欽一の真の姿を追った、最初で最後のドキュメンタリー映画。