24日、環球時報(電子版)によると、「世界で初めて紙幣を発明した国」である中国で、ネットのアプリなどを使った電子決済が急速に普及し、「世界で最初に現金の使用をやめる国」になる可能性があるという。

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2017年7月24日、環球時報(電子版)によると、「世界で初めて紙幣を発明した国」である中国で、ネットのアプリなどを使った電子決済が急速に普及し、「世界で最初に現金の使用をやめる国」になる可能性があるという。

中国では今、オンライン決済サービス最大手「支付宝(アリペイ)」や、チャットアプリ微信 (WeChat)を利用した店頭決済「微信支付 (WeChatペイメント)」などネット経由の決済サービスが急拡大。コーヒー代から語学学校代、光熱費まであらゆる支払いがスマートフォン1つでできるようになった。スマホ経由の支払額は前年同期の3倍に急増。38兆元(約4210億円)に達したとみられる。

中国の市場調査機関幹部は「今後10年で中国は世界で初めて現金のない社会になる可能性がある」と指摘。すでに国全体のスマホ支払額は米国の40〜50倍に達したと推計されている。一部のレストランでは現金の支払いを受け付けず、タクシーや屋台、美容院でもスマホ決済ができるようになった。

中国政府が進める消費拡大策、一般市民の金融サービスへの関心の高まりが、ネット決済サービスの普及を後押しした形といえそうだ。(翻訳・編集/大宮)