トレーニング効果を上げたい人が手放すべき3つの習慣

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トレーニングしているのに体調が優れない?

突然ですがトレ女の皆さん、トレーニング効果は出ていますか?せっかく始めたのに、効果が出なかったり、体調不良だったりしていませんか?それはもしかすると、あなたのライフスタイルに関係しているかも。

現代人は忙しいライフスタイルに合わせてトレーニングをすることが多いから、バイオリズムや体の機能には合わず、トレーニング効果が出ないどころか、健康から遠ざかっている可能性があります。夜トレしている人、ご飯を食べてからのトレーニング、水を2リットル以上飲んでいる人。そんな人は意識改革が必要!今こそ、真のトレ女への道を一歩前進しましょう!

注目したいのは消化力

インドで5千年もの間伝承されているアーユルヴェーダは、生きるための生活の知恵がたくさん詰まっています。アーユルヴェーダと聞くと、頭皮にオイルを落とすシロダーラを想像する人も多く、ボディトリートメントのイメージがあるかもしれないけれど、最も大事にされていることの一つが、“消化力”。知っての通り、口、胃、小腸の中で食べ物を消化する力のことです。

消化力が衰えると、毒素(アーマ)が体の中にたまり、そのままにしておくと、蓄積されていってしまうと考えられています。まずは、消化力に注目すると、トレーニングするために必要な意識が変わるかもしれません。

アーユルヴェーダ的やってはいけないこと3カ条

1:運動する前に食事をすることをやめる
知っている人も多いはず。ご飯を食べてから2〜3時間は運動には適しません。それは、体のエネルギーが消化することに徹しているから。もし、食べてすぐトレーニングを始めてしまうと、体が食べ物を消化するために使うはずのエネルギーを、筋肉を動かすことに使い、消化力が下がってしまいます。結果毒素がたまっていくことに。

2:夜遅くするトレーニングはやめる
もし夜トレーニングするのであれば、消化力を考えると、夜ご飯を食べる前にするのがベター。ただ、寝る前の2〜3時間前には夜ご飯を食べ終えることが理想なので、かなり早い時間にスタートしなくてはいけません。また、夜寝る前にトレーニングすると交感神経がオンになり、質の高い睡眠が取れないので、夜ご飯を食べ終えてからのトレーニングもおすすめできません。できれば、朝トレーニングにシフトするのがおすすめです。

3:水の取りすぎをやめる
雑誌などで、モデルさんが1日2リットルの水を飲んでいる、といった記事を見たりしますよね?でも、それは少し取りすぎかもしれません。バランスの取れた食生活を送っていれば、野菜や果物からも水分を摂取できているはずなので、1日に必要な水分量は、1〜1.5リットルで十分。水の取りすぎは、毒素を排出するためにいいことのように思えますが、腎臓に負担をかけることになります。

ライター:北川彩
取材協力:マイラ・リューイン/ハワイ・カウアイ島在住。アーユルヴェーダとヨガ「Hale Pule」主宰。http://www.ja.halepule.com