ウィリアム王子(Prince William)、キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge) photo : Getty Images

ダイアナ元妃の没後20年を記念して作られたドキュメンタリー番組『Diana, Our Mother: Her Life and Legacy(原題)』で様々なエピソードや思いを告白しているウィリアム王子。自分の結婚式でもダイアナ元妃の存在を感じたと話している。

2011年のキャサリン妃と自分の結婚式を振り返り「式では、母がそこにいると本当に感じた」と語ったウィリアム王子。「しっかりしなくてはと思って、人や何か物を頼りにしてしまうことがありますよね。僕はそのとき、母が僕のためにそこにいてくれると感じました」と語った。

また今でも日々、母を思い出しているとも。「母のことを思い出さない日はあまりありません。あるときは悲しく、あるときはとても明るい気持ちで思い出します。誰かの言葉を聞いて、微笑んでしまうことがときどきあります。『それはまさに母が言いそうなことだ』とか『母が喜びそうなコメントだ』と思うのです」。

ウィリアム王子(Prince William)、ウェールズ公妃ダイアナ(Diana, Princess of Wales) photo : Getty Images

「母は毎日私とともに生きています。彼女の息子であるという幸運に恵まれたこと、彼女を15年間に渡って知ることができたことを感謝したい」と語るウィリアム王子。ジョージ王子とシャーロット王女にも、寝かしつけるときにダイアナ元妃のことを話しているという。世界中の人に愛されたダイアナ元妃の伝説は今後も語り継がれていくはず。

text : Yoko Nagasaka