(写真提供=SPORTS KOREA)

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いよいよ夏本番のこの時期、韓国警察庁は海水浴場やプールなどで女性の体を盗撮したり、痴漢したりする行為に対して取り締まりを強化すると発表した。

近年、韓国では盗撮や隠し撮りなど、カメラを利用した性犯罪が増えている。そういった性犯罪を煽り立てたのは、韓国最大のエロサイト「ソラネット」だ。100万人以上の会員たちが盗撮や隠し撮りしてきた動画を公開・評価し合う性犯罪の温床だった。

隠しカメラ探知機が人気

ソラネットは昨年、韓国政府によって閉鎖されたのだが、その後ソラネットを模倣したサイトが雨後の筍のように登場。性犯罪が減少するどころか、手がつけられないほど盗撮や隠し撮りが横行するようになってしまった。

韓国内での盗撮被害はここ10年で15倍以上増えている。韓国・大検察庁によると性犯罪全体のうち、カメラを利用した犯罪の割合は2006年に3.6%だったことに比べ、2015年には24.9%に増加した。

その間、盗撮のための小型カメラが凄まじい発展を遂げたことが、一つの理由だろう。

最近はボールペン、メガネ、キーホルダー、イヤホン、ペットボトルなど、日常で使われるものを模ったカメラがワンクリックで簡単に手に入る。その気さえあれば誰だって死角なしの盗撮ができる時代なのだ。

あまりにも盗撮が横行しているため、隠しカメラ探知用のアプリや探知機などが女性たちを中心に人気を集めているらしい。

公衆トイレをはじめ、銭湯やスポーツジム、ホテルなど、服を脱がなければならない場所で肉眼では確認できない隠しカメラを見つけるのが目的だ。

韓国メディア『News1』の取材によると、「隠しカメラ探知機の売り上げは、毎年20〜30%ずつ増えている。特に30万ウォン(約3万円)前後の赤外線・周波数探知機が売れ筋」という。

この世にAV作品が山ほどあるのに

盗撮について、韓国のネットでは様々なコメントを見受けられる。

「このままいくと、眼球にカメラを埋め込む奴も出てきそう」「政府が小型カメラを流通させなければいいだろ」「盗撮とかの面倒なことをする奴らは、この世にAV作品が山ほどあることを知らないのか?」「男性を疑わざるを得ない女性、何の罪もないのに疑われる男性…やるせない気分だ」といった具合だ。

カメラを利用した盗撮行為が摘発された場合、5年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金刑に処され、性犯罪者として国のデータベースに登録されるのだが、「処罰が甘すぎる」という声も少なくない。

いまや盗撮共和国になってしまった韓国。盗撮に対するより厳格な対応が必要なのかもしれない。

(参考記事:楽しいはずの旅行が台無し… 日本でAirbnbトラブルに巻き込まれた韓国人が話題

(文=S-KOREA編集部)