最初の「マクラーレン F1」米国仕様車がオークションに出品!

【ギャラリー】First US-Spec McLaren F134


どのような個体であれ、マクラーレン「F1」を所有することは特別な経験だろう。長年に渡り世界最速と言われたこのクルマは、最高出力627hpを発生する傑作のBMW M製V12エンジンを搭載し、最高速度は370km/hを超える。どのマクラーレン F1も特別であることは確かだが、中にはさらなる特色を備えている個体もある。その一例が、8月18日にカリフォルニア州カーメルのクウェイルロッジで開催されるボナムズのオークションに出品される1995年型だ。この個体のさらなる特色とは、米国に輸入された最初のマクラーレン F1であり、米国の公道を走る認可を完全に取得していること。しかも、最初のオーナーが購入して以来のワンオーナー車なのである。


ボナムズによれば、そのオーナーは合計64台生産されたロードカーのうち44番目となるこの個体を、1996年に購入したという。彼は英国ウォーキングにあるマクラーレンの工場で引き渡しを受けた後、すぐにこのマクラーレン F1に乗って欧州の各地をドライブして回った。その後、米国へ持ち帰り、Ameritechという会社が米国の安全・排出基準に適合するように改修。以後22年に渡って所有し続け、走行距離計に9,569マイル(約1万5,400km)を刻んだのだ。



幸運にもこれを落札できた人は、素晴らしく綺麗で完全な状態のマクラーレン F1を手に入れることになる。インテリアやエンジンルームにも汚れひとつない。ヒューズボックスなどの補器類さえ素晴らしい状態だ。オリジナルのツールロールやスーツケース、メンテナンス用のツールキットも完備している。



オーナーはこのクルマを輸入したあとで欧州仕様に戻しているものの、米国の法規に適合させるためのパーツも全て保管されているという。それらのパーツも、新しいオーナーの希望あるいは必要に応じて再び取り付けられるように、今回の出品に含まれるのだ。そんな全ての条件を考え合わせると、このマクラーレン F1には非常に高い値が付きそうだが、落札して自宅に持ち帰る人にとっては充分にその価値があるだろう。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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