2ゴールを記録したFWトーマス・ミュラー

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[7.25 ICC チェルシー2-3バイエルン]

 インターナショナルチャレンジ杯(ICC)は25日、シンガポールラウンドが開幕した。バイエルン(ドイツ)はチェルシー(イングランド)と対戦し、3-2で勝利した。

 22日に行われたアーセナルとの“ビッグロンドン・ダービー”を3-0で制したチェルシー。その試合の先発メンバーから、顔面を複雑骨折したFWペドロ・ロドリゲスとDFダビド・ルイスに代えて、MFジェレミー・ボガ(20)とDFアンドレアス・クリステンセン(21)を先発起用した。

 ミランに0-4で敗れ、ICC中国ラウンドを連敗で終えたバイエルンは、その試合から先発メンバーを5人変更。GKトム・シュターケやMFハビ・マルティネス、DFマルコ・フリードル、MFレナト・サンチェス、MFハメス・ロドリゲスがスターティングメンバーに名を連ねた。

 プレミアリーグとブンデスリーガの“王者対決”は、開始からバイエルンが主導権を握り、ピッチを幅広く使い、攻撃に人数を多くかけてチェルシーゴールに襲い掛かった。すると、前半6分にサイドチェンジから右サイドでボールを受けたDFラフィーニャがボールを前に運んでそのまま右足を振り抜く。低い弾道のシュートがゴール左に吸い込まれ、バイエルンが先手を取った。

 これで勢いに乗ったバイエルンは前半12分、ドリブルでPA左深くまで侵入したMFフランク・リベリが左足でふわっとしたクロスを上げ、ゴール前に走り込んだFWトーマス・ミュラーが右足で押し込み、2-0。18分には、リベリが左サイドから上げたクロスを胸で受けたハメスがPA右から左足ボレーを放ったが、惜しくもクロスバー上を越えていった。

 なかなか攻撃の形を作ることができないチェルシーは、前半25分にMFウィリアンがチームのファーストシュートを放ったが、ゴール左に外れてしまう。ここから盛り返すかと思われたが、27分に3失点目を喫した。バイエルンはミュラーがセンターサークル付近からドリブル開始。相手の寄せが甘いとみるや、思い切りよく右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。

 3点目が入ったことでバイエルンのプレッシャーが弱くなり、徐々にチェルシーがパスを回す時間が長くなっていく。前半43分にFWミキー・バチュアイ、44分には右CKからDFガリー・ケーヒルがヘディングシュートを放ったが、枠を捉えることができない。それでもアディショナルタイム3分、右サイドからMFビクター・モーゼスがグラウンダーのクロスを入れ、中央のバチュアイは合わせることができなかったが、PA左で待っていたMFマルコス・アロンソが左足一閃。強烈なシュートを突き刺し、1-3で前半を終えた。

 ハーフタイムでチェルシーは交代なし、バイエルンは後半から17歳のGKクリスティアン・ フリュヒトルとMFキングスレー・コマンを入れた。12分にバイエルンに決定機。左サイドからフリードルが上げたクロスを中央へ斜めに走り込んだハメスが頭で合わせたが、ゴール左に外れてしまう。直後の15分にもハメスがPA内から左足シュートを放ったが、これはGKクルトワのブロックに阻まれた。

 1点を返したいチェルシーは、今夏レアル・マドリーから加入したばかりのFWアルバロ・モラタとD・ルイスをピッチに送り込む。対するバイエルンは、MFマリオ・ゲッツェ(ドルトムント)を兄にもつDFフェリックス・ゲッツェとFWミロス・パントビッチを入れた。24分、バイエルンはリベリのパスをPA中央で受けたハメスが左足を振り抜いたが、GKクルトワの正面。ハメスは積極的にシュートを放ったが、気持ちが空回りしたのか、この日はゴールネットを揺らすことができなかった。

 チェルシーは後半28分、ペナルティーアーク内からD・ルイスが左足シュートを放つが、相手に当たって右ポストを直撃。バイエルンが2ゴールのミュラーとキレキレだったリベリを下げ、チェルシーが40分に左CKからバチュアイがゴールを決めるも反撃はここまで。試合は前半のリードを守り抜いたバイエルンが3-2で勝利している。


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