マイケル・コースがジミー チュウを約1300億円で買収

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 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」を運営するマイケル・コース・ホールディングス・リミテッド(Michael Kors Holdings Limited)が、英国ラグジュアリーアクセサリーブランドの「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」を買収することに合意したと発表した。買収額は12億ドル(約1,330億円)。
 マイケル・コースは今回の買収により、商品ラインナップの多様化および、ラグジュアリーフットウエアセグメントの強化、メンズフットウエアカテゴリーの取り込み、アジアを中心とするグローバル市場へのさらなる訴求に加え、長期的なシナジー効果を狙う。ブランドの名誉会長でCCOのマイケル・コース(Michael Kors)は「ジミー チュウはフットウエアやハンドバッグ、アクセサリーを展開する比類ないプレミアラグジュアリーファッションブランドです。私たちはジミー チュウのグラマラスなスタイルとトレンドを発信するデザインを称賛しています。ジミー チュウをグループに迎えることを楽しみにしています」と歓迎するコメントを発表した。
 マイケル・コースは1981年に創業。アクセサリーをはじめ、レディトゥウエアやフットウエア、ウエアラブルプロダクト、ウオッチ、フレグランスを展開し、マイケル・コースホールディングスリミテッドはニューヨーク証券取引所に上場している。一方、ジミー チュウは1996年に創業。現在、創始者ジミー・チュウの姪にあたるサンドラ・チョイ(Sandra Choi)がクリエーティブディレクターを務めており、全世界で約150店舗を展開している。マイケル・コースはジミー チュウの筆頭株主である「バリー(BALLY)」や「ベルスタッフ(BELSTAFF)」などを運営するJAB Luxury GmbHから事業を引き継ぎ、今回の取り引きによりジミー チュウの株主は1株当たり230ペンスを受け取ることになる。
 なお、マイケル・コースの競合ブランドである「コーチ(COACH)」は、今年5月に「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)」を約2,700億円で買収しており、ラグジュアリーブランドをめぐる勢力図の再編が続いている。