多くの時間、私たちは靴を履いて過ごしています。家に帰って窮屈な靴を脱ぎ、裸足になったときの気持ち良さは、なんとも言えませんよね。足裏にはツボがいっぱい、裸足で歩くと気持ちのよい刺激になるんです。それだけではありません。最近見直されている裸足は、他にも多くの健康効果をもたらしてくれるようです。

裸足でいると触覚が磨かれる

人間には生きていくうえの知恵として五感(味覚、嗅覚、触覚……五感のバランスを取り戻してトレス解消!)が備わっています。五感を駆使して本質を見抜き、身の危険や不必要なことを排除していくのです。五感は訓練して磨けば磨くほど鋭くなっていき、使わなければ衰えていきます。足の裏にも五感の一つ、肌で感じる触覚があります。裸足で戸外を歩くことに慣れていれば、足を痛めない足の使い方が自然に分かるようになるといいます。

足へのショックを減らすためには、足裏のどの部分から着地するように歩けばよいのか、足に痛みがストレートに伝わってくるので自然に理解できるのです。しかし現在あるような進化した靴は、地面から受ける衝撃を吸収するようにできており、どのように歩いてもあまり痛みを感じません。靴を履いていると足裏の触覚は衰え、知らずのうちに足を痛めてしまうこともあるようです。足裏を十分に使わないと、足の筋肉も退化してしまいます。

裸足がもたらす健康効果

靴や靴下を履いたままだと足裏の感覚が鈍り、足指を自由に動かすことができませんが、裸足で歩きまわると触覚や筋肉が鍛えられ、足の機能が向上します。それから靴や靴下を履いていることは、足にとって少なからずストレスに。足を解放して素足で歩くことは、副交感神経を刺激し、リラックスさせる効果もあります。それに足裏にはたくさんのツボや神経が集まっており、裸足で歩くことはこれらを刺激することにつながります。血行が良くなり新陳代謝が活性化されることから、むくみや冷えを予防し、また体を丈夫にして病気にかかりにくくする効果も期待できます。

土や芝生の上を歩いてみよう

家ではスリッパや靴下を履かずに、裸足で過ごすことから始めてみましょう。ただし注意点として、冬の寒い時期、また冷房が効いている部屋で足が冷える場合は我慢せず、無理のない範囲で行いましょう。裸足は家だけでなく、土や芝生のうえなど、野外で行うとより効果的です。地面の凸凹が足裏を刺激し、触覚をより鋭く磨くことができるでしょう。野外で裸足になる時は、ガラスの破片など危険なものが落ちていないか確認してから行ってくださいね。裸足によるウォーキング・ランニング講座も行われているので、参加してみるのもおすすめです。


writer:Akina