25日、中国とインドの国境地帯で中国が進める道路建設をめぐって両軍が対峙(たいじ)し、緊張した状況が1カ月以上続く中、中国の王毅外相がこのほど、「この問題の解決はとても簡単だ。すなわちインド軍がおとなしく撤収することだ」と述べた。写真は王外相。

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2017年7月25日、米華字メディアの多維新聞によると、中国とインドの国境地帯で中国が進める道路建設をめぐって両軍が対峙(たいじ)し、緊張した状況が1カ月以上続く中、中国の王毅(ワン・イー)外相がこのほど、「この問題の解決はとても簡単だ。すなわちインド軍がおとなしく撤収することだ」と述べた。同外相がこの問題で立場表明するのは初めて。

中国外交部が24日明らかにしたところによると、王外相は訪問先のタイ・バンコクで、「この問題の是非は非常に明確だ。インドの高官でさえ、中国の兵士はインド領に侵入していないと公式に発言している。これはつまり、インド側が中国領に侵入したことを認めたことになる」と主張。その上で「この問題の解決はとても簡単だ。すなわちインド軍がおとなしく撤収することだ」と述べた。

中国国防部の呉謙(ウー・チエン)報道官は24日の記者会見で、「6月中旬に(中国とブータンの係争地で、インドの国境地帯でもある)洞朗(ドクラム)地区で中国が進めていた道路建設が、越境したインド軍に阻止された。洞朗地区は中国の領土であり、中国は自らの領土内で正常な道路建設を行っている。これは中国の主権行為であり、完全に正当で合法だ」と主張。さらに「中国は自らの領土主権と安全利益を守るためにいかなる代価も惜しまず、国境守備部隊が配備と訓練をより強化している」「まぐれ当たりを期待し、現実的ではない幻想を抱くことのないよう、インド軍に注意したい」「山を揺り動かすことは容易だが、(人民)解放軍を揺り動かすことは難しい」などと警告している。(翻訳・編集/柳川)