「札幌国際芸術祭 2017」は、3年に一度、札幌市で行なわれる国際的なアートフェスティバル

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「札幌国際芸術祭 2017」は、3年に一度、札幌市で行なわれる国際的なアートフェスティバル。2回目の開催となる2017年は、NHKの朝の連続テレビ「あまちゃん」の音楽を手掛けレコード大賞作曲賞を受賞した大友良英氏をゲストディレクターにむかえ、大友氏が様々なアーティストと、札幌市を舞台に市全体をアート作品に変えていく。著名な作品が数多く出展される他の芸術祭とは違い、すすきのの街やキャバレーなど、市内のあらゆる場所、施設が100組以上のアーティストによって芸術作品に様変わりし、57日間変化し続ける札幌ならではの芸術祭となっている。

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■ 芸術祭だけじゃない!モエレ沼公園は札幌有数の“フォトジェニック”なスポット

今年の「札幌国際芸術祭 2017」のサブテーマである「ガラクタの星座たち」の舞台となるメイン会場の「モエレ沼公園」は、ごみ捨て場がイサム・ノグチ氏の手により蘇った“アートパーク”となっている。モエレ沼公園最大の造形物であるモエレ山の山頂からは札幌市内全体を見渡せる展望台となっているほか、写真映えすること間違いなしのモニュメントやプログラムも楽しめる。ぜひカメラを片手に足を運んでみて。

■ 「水の彫刻」と呼ぶにふさわしい「海の噴水」

40分のロングプログラムと15分のショートプログラムがあり、1日に3〜4回運転している。夜のライトアップは、昼とは違った光と水の表情を楽しめる。ダイナミックな水の動勢は、最大25メートルまで吹き上がり、「水の彫刻」と呼ぶにふさわしく、生命の誕生、そして宇宙を表現し、公園全体に生命の息吹を与えている。運転期間は、4月29日(土)から10月20日(金)まで。なお、悪天候の場合は運転を中止となる。

■ ガラスのピラミッド"HIDAMARI"

ガラスのピラミッドは公園の文化活動の拠点となる施設で、公園を象徴するモニュメント。屋外の環境を直接に反映し、夏には美しい芝生で切り取られた青空、冬には一面の雪原の美しさが公園の風景と一体化したような感覚を味わうことができる。館内はレストランやギャラリー、ショップ、公園管理事務所が入っていて、音楽やダンス、美術の展示会なども行われる。

札幌で開催される、3年に一度のビックイベント。ぜひこの機会に足を運んでみて。【ウォーカープラス編集部/安藤果那子】