売り上げの半分を頼っていたAppleからGPUの契約を打ち切られ、一挙に株価が70%も下落したImagination Technologies(以下Imagination)について、中国の政府系ファンドが買収に名乗りを上げていることが分かりました。

中国政府系ファンドの影に懸念も

Imaginationの買収に前向きな姿勢を示すCanyon Bridge Capital Partners(以下Canyon)は、シリコンバレーに居を構えてはいるものの、実態は北京の中国政府系ファンドだとみられています。交渉は初期段階とのことですが、買収によってセキュリティや技術流出に対する懸念を示す声も上がっています。
 
事実、Canyonが昨年、アメリカの半導体メーカーであるLattice Semiconductorを13億ドル(約1,430億円)で手中に収めたことについても、対米外国投資委員会が捜査を進めています。

Appleと大きく決裂したImagination

ImaginationとAppleの関係は現在、ロイヤリティを巡る交渉で決裂しており、紛争解決手続きの段階に入ったことが分かっています。Imagination側が突然Appleから契約の打ち切りを食らったと言えば、Appleは何年も前から段階的に契約内容を縮小させてきた、と述べており、両社の言い分は大きく異なっています。
 
また7月には、AppleがImaginationの本社から車で20分ほどの距離に新オフィスを構えたことも発覚、緊張の高まりは避けられそうにもありません。
 
 
Source:9to5Mac,Daily Telegraph
(kihachi)