7月23日に放送された『乃木坂工事中』(テレ東系)で見せた、バナナマンの様子が絶賛されている。

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 今回、この番組のMCを務めるバナナマン、日村勇紀が『ゴッドタン』での人気キャラクター“ヒム子”になって、乃木坂46の神宮球場のライブに乱入する様子をドキュメンタリーで追う内容だったのだが、その中で垣間見えたバナナマン2人の信頼関係の濃さ、プロとしての意識、そして乃木坂メンバーとの関係性に、バラエティでありながら涙を流した人まで出るという事態になったのである。

 もう少し詳しく説明すると、6月28日に放送された『テレ東音楽祭』の中でヒム子が登場し、『インフルエンサー』を踊るという企画があったのだが、その際にフリをミスしたと悔やむ日村のために、ライブに乱入させるというリベンジ企画だった。

 乃木坂の楽曲の中では、フリが難しいといわれるインフルエンサーだが、日村が必死に練習する姿は真剣そのもので、みるみるうちに上達していく様子までが映し出されたのである。

 そしてライブの当日、バラエティ的な演出を挟みながらも、乱入は大成功に終わり、めでたしめでたし……で終わるかと思いきや、その乱入後、受けたとか盛り上がったとかいう以前に「フリミスなしだった」と嬉しそうに報告する日村と、笑顔の中に感動すら感じさせる設楽ががっちりハイタッチをする瞬間が映し出され、思わずワイプの衛藤美彩が感極まった顔をするところまで放送されたのだ。

 アーティストのライブに芸人が乱入するという行為は、以前に『めちゃめちゃイケてる』で、ナインティナインの岡村隆史が、モー娘。SMAPなどのライブでやっているが、そのときの岡村も、真剣にフリ入れをして臨んでいた。

 こういう企画は面白ければいいわけではなく、あくまで相手へのリスペクトを感じさせないと成立しないわけだが、デビュー前から番組のMCをつとめ、公式お兄ちゃんでもあるバナナマンも、妹たちのパフォーマンスにしっかりと敬意を払い、尊重している様子がファンの心を打ち、さらにコンビの2人ともが相手のことを認め合っていることが輪をかけて感動にまで広がったといえるだろう。

 もともと、バナナマンのコンビ仲の良さというのは、芸人の中でも有名で、おぎやはぎなどが、しょっちゅうラジオで呆れながら話題にしている。そんな2人とデビュー前から共演している乃木坂46が、チームワーク良く団結力が育まれているというのは、納得できる話だ。

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの乃木坂46だが、彼女たちの最大の幸運は、冠番組のMCにバナナマンを起用することができたことだろう。