Benthamにとって1stフルアルバム「Re:Wonder」は彼らの今後の道を照らす光となる

 4人組ロックバンドのBentham(ベンサム)が7月26日に、1stフルアルバム『Re:Wonder』をリリースする。小関竜矢(Vo&Gt)と須田原生(Gt&Cho)が地元・川崎で結成。その後、辻怜次(Ba)、鈴木敬(Dr)の順で加わり、現行体制に。都内で活動を続けるなかで、今年4月に両A面シングル「激しい雨/ファンファーレ」でメジャーデビュー。それからたった3カ月でのアルバムリリース。「スタートであり、これまでの集大成」とも表す本作では新たに見えてきたものもあったという。本作を通じて得た音、経験はこの先、彼らにどのような影響を与えるのか。彼らにその思いを聞いた。

みんなで考えて、みんなで作曲した曲

小関竜矢

――小関さんと須田さんが同級生で川崎出身、鈴木さんが東京出身、辻さんが一人関西出身だそうですね。

辻怜次 はい。和歌山県です。

――やはり関東チームとノリは違いますか?

辻怜次 いやいや、全然そういうのはないんです(笑)。僕は18歳でこっちに出てきたときにバイト先が(小関と)一緒で、そこくらいからみんな一緒にいるので。

須田原生 関西弁はまったく出ないんですよ。

辻怜次 関東の人としゃべるときは、なるべく関東弁を使うよう心がけています(笑)。

小関竜矢 バンド的にはもうちょっと関西っぽさでいってもらったほうが助かるんだけれど、本当に計算とかじゃなくて関東弁が出るので。逆に「関西出身とはわからなかった」みたいなネタになります。

――メンバー皆さんが曲を作るのもBenthamの特徴ですよね。

小関竜矢 「僕が無理だったら、他のメンバーが作れるという状況になればいいね」ということで始めたんですが、みんなが曲作りできることで心の余裕もできましたし、それがデカいですね。やはりボーカルがメインで曲を作っているバンドが多いと思うので、ウエイトがきつくなってくると思います。その辺、僕は助かっています。

――7月12日にリリースした2ndシングル「White」の表題曲は鈴木さんが作詞、作曲はメンバー全員です。

鈴木敬 これはもともとTVアニメ『潔癖男子!青山くん』(TOKYO MXほか)のタイアップありきのシングルという話で、みんな各々アニメに合わせた曲を作り、たまたま僕のがデモの段階で採用されて。それでもメロディなどは「もう少し直してほしい」と言われたので、それをみんなで考えて、なので、みんなで作曲した曲です。

――元からだいぶ変わりましたか?

鈴木敬 コード進行とかはそんなに変わっていないんですけど、メロディ部分は結構変わっています。

――みんなで作り上げた「White」になったと。

小関竜矢 初めてのことだったので必然的にそうなっていきましたが、その中でもちゃんと今までにない楽曲にもなりました。曲としてメンバー全員が納得できたのは、すごくいいことだと思うので。89秒のアニメ尺のしばりがあったのもおもしろかったですし、いい経験になった上に、いい曲が残ったので、よかったなと思います。

――「White」の詞はどのようなテーマで書かれましたか?

鈴木敬 原作の漫画を読んで共感したポイントは、仲間やチームメイトみたいなところ。そこが凄く大きくて、バンドに対する気持ちをリンクさせながら書きました。

本気や覚悟感はファンに伝わっていると思う

須田原生

――1stアルバムを作るにあたっては、どのタイミングで方向性は決まっていったのでしょうか。

小関竜矢 とくにテーマは設けずに、シングルを制作し終わって年が明けてすぐフルアルバムの制作に入りました。ただメジャーデビューする前だったので、メジャーデビュー後のアルバムはちょっとイメージが湧かないところもありました。今のBenthamをちゃんと表せられればいいなという思いもありましたし、フルアルバムというボリュームが初めてだったので、メンバーはいろいろなことをやりたいと思っている中でデモを出して、という流れでした。

 最初の段階ではフルアルバムらしく、ちょっと変わり種の曲が多くて「今までのBenthamらしい、右ストレートのような曲がないかもね」と指摘されていて。でもメンバーの中ではやりたいことがやれていたので、そこから徐々に修正をしていきました。1曲目にくる「Chicago」もリード曲になるようなアレンジに変えていきました。曲ごとに集中して作ったので、録り終わえてから、今までのBenthamの集大成っぽい曲になったのかなという感じました。

須田原生 たとえば小関の「センチメンタル」という曲は、もっとサーフっぽいアレンジ、結構振り切ったアレンジをしていたりとか。アルバムを通して「こういう曲が必要だよね」となっていったときに、「この曲はこういうポジションで」といったように、後で組み合わせていきました。もちろん、それもみんなが納得のいく範囲でアレンジをしていきました。

――今、話にもあった「Chicago」はアルバム発売前にMVが公開されていて、ファンの方は「意外だけれどかっこいい!」という反応だったようですが。

小関竜矢 Benthamはダークな部分とか、不思議な感じを強く出そうと意識はしていないのですが、ファンの方からは、バンドのかっこよさや、緊張感みたいのを求められているのかな、と。リアクションはすごく良かったので安心しました。

須田原生 ポップじゃないところでも、Benthamらしさが見えてきているのが、だんだん体感できてきていて。シングルを出したときも少し思ったんですが、そういうところを「いいね」と言ってもらえるのがうれしかったですね。

――詞の内容がいろいろなことを想像させます。

小関竜矢 僕はわりと今までは抽象的な歌詞を書くのが得意で。メジャーデビューしてからは、ちゃんとしっかり伝えたいという意識でいましたが、今回は僕の内側から出てくるものがスッと出てきたような形になっています。曲としてはミュージシャンが歌詞を書くときや、作曲をするときの頭の中のファンタジー感とか妄想の世界を表しています。なので<君の声がいつも響いてるよ>というところは女性に対してではなくて、自分が求めるミュージシャン像の自分だったり、頭の中で鳴っている音だったり声だったりとか、そういうものを表しています。

――タイトルの「Chicago」とはどういう意味ですか?

小関竜矢 ミュージカルの「Chicago」です。観たことはありませんが、僕はイメージだったり「〇〇っぽいよね」というのを大事にしていて。頭の中でミュージカルっぽい感じというイメージが先行してたので。「Chicago」というミュージカルを見て作った曲です、ということではなく、想像で。タイトルは仮タイトルがそのまま正式名になりました。

――アルバムの1曲目、しかも1stアルバムにこういうクールな曲がくるのは、なかなかないような気がしました。

鈴木敬 「何を1曲目にするのか」と話し合ったときに、みんなが「1曲目は『Chicago』でしょう」という感じにはなっていました。1曲目からガツンと行こうと。

小関竜矢 メジャーデビュー曲「激しい雨」もそうでしたが、Benthamの曲はふわっとしていて、ポップだったりキャッチーみたいなイメージが強かったと思うんです。でも、わりと本気具合や覚悟を背負ってやっている感じは伝わっているのかな、と思いますね。

新しいことはつねに試していきたい

辻怜次

――それに対して2曲目の「透明シミュレーション」は王道の曲です。

小関竜矢 これはたぶん今までのBenthamらしい曲かなと。

須田原生 1曲目を「Chicago」にしたから2曲目はこれ、というのも、意識はしていたと思いますね。周りから持たれている印象のBenthamっぽさというのを僕ら理解はしているつもりなので。それは少し早めに聴かせるというか。

小関竜矢 ありがたいことに、そんなにネットやTwitterでは「曲が似ているよね」とかは書かれていないので(笑)。ただ「似出しているぞ」みたいなのは自分でも思うし、より新しい方面での、違うキャッチーさだったり、そういうのはいろいろ試していきたいなとは思っています。

――でも変化球を狙うのは難しいと思うのですが。

小関竜矢 ギターの彼(須田)が鍵盤を弾けますので、そこでちょっと味付けが変わるくらいで、軸はぶれないでいろいろ試そうとは思っています。ただ、その軸自体をちょっとずらしてやってみたいな、というのもあります。だからやってみたいことも全部試しながらの今回の13曲というか、今後につながるようなアルバムになったのかな、と思います。

――5曲目「Sunny」は須田さんが作詞作曲した曲で、まさに鍵盤が入った曲です。

須田原生 前作のシングルの4曲目「夜明けの歌」は、初めてBenthamとして鍵盤を入れた曲だったんですけれども、今まで鍵盤がなかったところに鍵盤が入ってもBenthamっぽくなるな、と。「夜明けの歌」を出したことによって、鍵盤を入れることに自信が持てました。メンバーのみんなも「やれることはやっていきたい」と考える人たちなので、「今回フルアルバムでは鍵盤の曲は入れよう」と言うつもりでいて、実際に入ることになりました。

――「Sunny」はアルバムの中で異色ですね。

須田原生 フルアルバムだからこそ勇気をもってアレンジもできたし、演奏を収録できたかな、と思う曲です。

小関竜矢 変に馴染み過ぎても良くないな、と思っていて。ちょっと好き嫌いが分かれるくらいがいいかなと。なんとなく鍵盤入れ始めると音が分厚くなったりしますが、それだったら別に入れなくてもいいかなとなるので。ちゃんと鍵盤ありきのアレンジで、僕にはできない曲調の曲に仕上がっていますので。それは強いというか、いいことだなと感じています。

須田原生 せっかくギターを手放して弾くので、普通のバンドのアンサンブルの中にピアノが溶け込むのではもったいないな、と思って。今言ったようにピアノが入ったから、そのまま曲の世界観が広がるのではない方向にはしよう、と思いました。

――リズム隊はクールな音を奏でています。

鈴木敬 今回、スタジオが広くなって分、アルバム全体が“広い感じ”が出ていますが、この曲は逆に壁を近くに置いて、ちょっとドライな感じを狙ってやりました。

須田原生 そういえば壁に囲まれていたね。

小関竜矢 座ったら見えない(笑)。

鈴木敬 ちょっと近い感じというか。音数はそんなに多くないので、少しクールな感じになるんです。

――ベースの辻さんはいかがでしたか?

辻怜次 鍵盤は一つで成り立つ楽器だと思うんです。たとえば鍵盤があまり下にいきすぎても、ベースとぶつかってしまう。だからお互いの存在意義をしっかり出せるようにしたかった。ピアノがちゃんと上にいて下にベースがいて、とか。それをしっかり出るような音のチョイスはしました。あと鍵盤の音はきれいに響くので、ベースを逆にひずませてちょっとざらっとさせた音にしてみるとか。そういうのがマッチしたので、音にこだわりを持ってやれました。

――詞の世界も須田さん独特の世界です。

小関竜矢 曲と詞、ともに正反対というか、どっちが逆かわからないですが(笑)、僕には作れないようなところが多いので。聴いてくださって、歌詞が気になって歌詞カード見たときに、「これはオゼ(小関)じゃないんだ」みたいに思ってもらったりするとうれしいです。せっかく僕以外が作るのであれば、やっぱりその曲がすごく愛されるとか、「オゼより須田が書いた曲の方がいいんだよね」とか「辻くんの書いた曲が好き」という人が出てくるだろうし、出て来るべきなので、そうなっていったらいいなと思います。

急に楽器を買ってきたりするんです

鈴木敬

――5曲目の「Sunny」、そして6曲目の「戸惑いは週末の朝に」はアルバムの転換的な2曲だと思いました。

小関竜矢 僕はタイトルが長めのとか、あまり好きじゃなくて「長いな」と思うタイプなんです。そのタイトルはしっくりきまして。僕は今までわりと実体験をもとに曲や詞をつけてきたんですけど、今回は物語で、しかも今までインディーズで出した曲の中の続編みたいな感じです。だからタイトルも物語っぽい感じでつけたと思うんですけれど。僕の中ではわりとイレギュラーな曲になっていますね。

――詞の内容はどんなことを表していますか?

小関竜矢 男女がいて、女性側の目線の歌詞の曲がインディーズの曲であって。それの男性側の話を書いているんです。僕もそういう経験がありながら、いろいろとリンクするところもあって。「とまどいながら心はあなたに向いているね」みたいな曲です。

――革新的な曲を6曲目にあえておいた、と。

小関竜矢 曲調もそれこそ変わり種っぽい感じでアレンジしていきましたが、いざできたらかっこいいね、という感じになっていて。13曲通してサウンド面の納得具合では、僕は1番気に入っています。普段弾かないようなギターを弾いたり、楽器に対してのかみ合い方がすごくうまくいった1曲なので。各パートの音の良さだったりとか、今回こだわったアンプだったり、弦の太さだったりとかが出ている曲です。わりとゆっくりなアルペジオから始まって、激しくなっていって。間にちょっとディレイっぽい音が流れたり。それこそBenthamにあまりなかったような曲です。だからちょうど真ん中あたりに置いたのは、ここで変化をつけよう、ということです。

須田原生 新しいことをやっていますが、やっぱり今までのBenthamっぽさがどこか出ているんですよね。拍子の感じとかも6/8拍子とか3拍子とかだったりするので。あとは楽器のからみとかもすごく絶妙な感じになっていて。僕も新しいことに挑戦した曲でもあるんですよ。EBOW(イーボウ)という、ピックじゃなくてレーザーみたいな音響機器があるんですけれど。

辻怜次 振動で弦を当てて。その振動で弦を鳴らすんです。

須田原生 バイオリンみたいな響きがずっとするというか。

小関竜矢 僕が一番ダサいと思っていた楽器なんですけれど(笑)。

一同 爆笑

小関竜矢 まあ、それを使って彼の世界観を出しているので。逆に僕はそういうのを振り切っちゃうことは好きなんですよ。「ダッセーな」と思いながら、それを思いっきり使っていくというところがいいなと思うんです。

須田原生 1回やりすぎるくらい全部それで弾くというのもレコーディングではやりましたが、それは思い出として残しています(笑)。そういう挑戦もできたし、曲自体もすごく好きで。やっぱりちょっとエモさもあるし。そのダサい感じとかもいいかなと。

小関竜矢 いや、ダサいと思っているのは俺だけだから(笑)。

辻怜次 レコーディングのとき、秘密兵器のように突然持ってくるんですよね。

須田原生 それもレコーディング最中にいろいろフレーズを変えたりとか。今回そういうことが多かったので。やりがいがありましたね。

小関竜矢 トラブルのもとでしかないけど(笑)。でも子どもがおもちゃを使うのと同じような感じで、それで遊びたいんだなとはわかるので。

――皆さん何を持ってくるか、どんなことをするのかわからない感じなんですね。

小関竜矢 ぶっとんで機械系が好きなやつはいませんが、わりとみんな興味はあって。「それを入れることで曲がおもしろくなったり、よくなるならいいんじゃない?」という派なので、おもしろいですね。

須田原生 だから、急にどこかで楽器買ってきたりする。

辻怜次 ツアー中に買ってくるんですよ。車に帰ってきたら、太鼓みたいなのが乗っていたこともあった。

鈴木敬 たとえば10曲目の「survive」は薄めにパーカッション、ジャンベが入っています。

小関竜矢 それは「survive」用にちゃんと買ってきて。今後のことも考えてだと思うんですけど、そういうのはいいですよね。

――今回のアルバムでは「どこまでできるんだろう」というのもあったんですね。

小関竜矢 今後またフルアルバムを作ったり他の曲をやるときに、「あ、ここまでだったら、次はできそうだな」とか、準備の感じのイメージも今回できたので。現実的にこれができて、これができないというトライもできたし、すごくよかったです。

今後に向けて腹が決まった

Bentham「Re:Wonder」

――後半は勢いがある曲がそろっています。

小関竜矢 曲順としては、起承転結っぽい感じの流れを意識していて。起承転結の転あたりのボリューミーさとかは、ウチららしいかなと。7曲目の「ファンファーレ」まではたぶん、僕たちの世界観も見せながら、でも変わったところとか進化した部分をやっています。

――「結」の部分が、最後の「クラクション・ラブ」なんですね。ストレートなラブソングです。

小関竜矢 わかりやすい感じのラブソングっぽくは書いたんですよ。

須田原生 今まで出してきたCDでも、締めの曲は落ち着いた曲にしていたんです。なのでこの曲が来たときは、やっぱりしっくり来て。これを最後に持ってくるのが、Benthamらしいのかなと。個人的にもギターでアレンジするのに一番時間がかかった曲なので、思い入れも深い。最後にこれがくるのは、感動的というかエモいというか。アルバムなので、最初から最後まで聴いてほしいです。

辻怜次 ディレクターが、「この曲いいじゃん」と言ってくれて。確かにメロディも立っていて、今までになかった曲です。だから新しい一面も見せられるし、最後にこれが来て落ち着く感じが出るのでいいんじゃないかということで、それは満場一致だった気がしますね。

鈴木敬 今回はここが一番ゆっくりしているというか、他の曲との差別化もあって、そこまでわりとワイワイにぎやかにきて(笑)、最後ちゃんと聴く、みたいな感じがすごくいいんじゃないかなと。

――ちなみにアルバムタイトルの「Re:Wonder」はどういう意味を込めていますか。

小関竜矢 インディーズデビューしてからここまで来るのに、いい意味でファンの方を驚かせながらきた一方、僕たちも「こんなにファンの方や関係者の人たちが思ってくれているんだ」と驚かせてもらっているんです。だから今一度、このタイミングでまた皆さんに驚きを返したいという思いと、驚くような一枚になっているという意味で「Re:Wonder」とつけました。

――アルバムが完成してどんなことを感じましたか。

小関竜矢 インディーズのときからいい曲を出し続けてきたつもりではあるんですけれども、本当にいったん全部すべて出し切ることができてよかったですし、今後に向けてすごく腹が決まったというか。Benthamがこれからどうあるべきかみたいなのが見えてきたのもあって、このアルバムがどういうふうに成長していくか、聴いていただいた方にどう評価されるか楽しみです。

 このアルバムのツアーもありますので(9月8日スタート)、ぜひ来ていただいて「本当に変わったな」と思っていただきたいです。もちろん変わらない部分もあるし「やることは変わらないよ」と言っているんですけれど、それとは違う意味で今、すごく変わりたいなと思っているので。たぶんこのアルバムとともに、変わっていくことを強く感じています。

(取材=桂泉晴名、撮影=編集部)

辻怜次 須田原生 鈴木敬
小関竜矢 辻怜次 須田原生
鈴木敬 小関竜矢
作品情報2017.07.26 Release
Bentham
1st Full Album「Re: Wonder」

【全13曲収録】全形態共通
1.Chicago
2.透明シミュレーション
3.White (Album Ver.)
4.今さら
5.Sunny
6.戸惑いは週末の朝に
7.ファンファーレ
8.エスケープ
9.Heartbreaker
10.survive
11.センチメンタル
12.激しい雨
13.クラクション・ラヴ