中国企業は最近、大金を投じて海外の自動車関連企業の買収を進めている。写真は中国の自動車展示会。

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2017年7月21日、参考消息網によると、中国企業は最近、大金を投じて海外の自動車関連企業の買収を進めている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、中国企業が最近、窓ガラスやタイヤメーカーから技術開発企業、完成車メーカーまで、「海外で自動車企業の買収を急ピッチで進めている」と報じた。17年前半だけで買収案件は8件、買収額は55億ドル(約6100億円)に達している。半年で昨年通年の9件に迫る勢いだ。

欠陥エアバッグ問題で民事再生法の適用を申請したタカタは、中国の電子部品大手「寧波均勝電子」傘下の米自動車部品メーカーのキー・セイフティー・システムズ(KSS)が支援を表明。米電気自動車(EV)大手のテスラには、中国インターネット大手の騰訊(テンセント)が出資している。中国企業による海外自動車事業への投資額は08年以降、のべ340億ドル(約3兆7665億円)に達した。

業界アナリストによると、中国企業は海外で自動車の部品、小型車メーカーなどから買収を進める「囲い込み戦略」を選択。現地企業との合弁会社を設立し、徐々にシェアを広げる手法だ。進出先で最も多いのは米国という。(翻訳・編集/大宮)