白鵬

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24日、NHK「クローズアップ現代+」では、「白鵬が語る史上最多1050勝への道」と題し、横綱・白鵬のインタビューを放送。大相撲名古屋場所で自身が持つ史上最多記録を更新する39度目の優勝と、通算勝利数1050勝を挙げた白鵬が、これまでの戦いや苦悩を語った。

まずは、通算勝利記録の更新について、「1000勝達成した時に、次は1045勝(千代の富士)、1047勝(魁皇)という目標をモチベーションをあげてやってましたけど、何より同じ横綱として千代の富士関の1045勝というのが、自分にとって嬉しさがありました」と振り返った白鵬。記録ずくめとなった先の名古屋場所は「一場所で喜びが2回、そして優勝して3回というのは今までなかった」としみじみ語った。

だが、1048勝目を挙げ、通算勝利数が単独1位になったことで、モチベーションが下がったという白鵬は、続く豪栄道戦を「本当に飲み込まれそうになりました」と明かす。「豪栄道戦で全く気合いが入らない」と続けると、取組前の心境についても「下向いたり、上向いたり。そこで自分に言い聞かせている。時間いっぱいの前ですから。これじゃダメだと。本当にギリギリの状態で土俵に上がりました」と話した。

その他にも、大鵬が持つ32回の優勝記録を抜いた平成27年の初場所後も、目標を失いかけたことから不調に苦しめられていた白鵬。「目標とか夢とか、そういったものが段々なくなってきている。何のために戦うんだってなりますよね」と苦笑いを浮かべるも、昨今のモチベーションについては「千代の富士の1045勝というのは同じ横綱として並びたい、更新したいという思いがこの場所は強かった」と説明。稀勢の里の横綱昇進も刺激になったとして、「再び自分を奮い立たせてくれた。ライバルというのが、この2場所、この大記録の結果に繋がった」と語った。