「ストレス社会」と言われる今、「キラーストレス」と呼ばれるストレスが危険視されているのは知っていますか?キラーストレスは、人が抱えるストレスの中でも特に命の危険を招くほどの深刻なものです。キラーストレスによってどんな影響がもたらされるのか、どんなストレスがキラーストレスに該当するのかを簡単にご紹介しますね。

キラーストレスは突然死の原因になる

人の死因の中には、病気や事故などが起因していない「突然死」と呼ばれるものがありますよね。突然死が起きる原因は様々考えられますが、その中の一つにキラーストレスの存在があります。もともと人はストレスに弱い生き物で、ストレスや不安などによって自律神経が乱れたり、胃腸の調子が悪くなるなどの弊害が起きます。特に深刻なストレスになると、抱えすぎることで脳の細胞や血管などにダメージを与えてしまいます。これがキラーストレスと呼ばれるもの。キラーストレスによって血管にダメージが蓄積されれば、脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞などによる突然死が起きてしまうのです。また、細胞がダメージを受けることにより免疫力が低下し、がんの発症に繋がるケースも報告されています。

キラーストレスはライフイベントによって溜まりやすい

命の危険にまでかかわるキラーストレスは、ライフイベントによって蓄積されることが多いとされています。例えば身内の不幸や自身の離婚、転職や転勤、引っ越し、昇級など…。生きていく上でライフイベントは避けて通れませんが、自分を取りまく周囲の環境が変化することによって人は無意識に強いストレスを感じてしまうのです。ライフイベントには結婚や栄転のようにうれしいものもありますが、イベントの内容がポジティブなものであろうとネガティブなものであろうと人は無意識にストレスを感じているのです。内容にかかわらず、ライフイベントが起こった場合はキラーストレスに用心したいですね。

ネガティブな感情でも溜まるキラーストレス

ライフイベントによって蓄積されやすいキラーストレスですが、もちろん普段感じているネガティブな感情でも蓄積されていきます。特にキラーストレスになりやすいのは、仕事のミスや人間関係などですね。ただでさえネガティブな感情の溜まりやすい環境に身を置いていると、うつを引き起こしてストレスへの耐性がなくなっていきます。そのため普段感じているストレスが溜まっていくだけでなく、ライフイベントによるストレスにも対応できなくなってしまうのです。ライフイベントは避けて通れないものですが、普段のストレスなら趣味や娯楽などで発散することができます。日常的にこまめにストレスを解消しながら、キラーストレスをためないようにしていきましょう。


writer:さじや