「渦 UZU」ポスター

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 世界の映画祭で評価されたドキュメンタリー映画の秀作を厳選して日本で上映する流れを作るプロジェクト“デンジャラス・ドックス”が始動。計25カ国、52の映画祭が熱狂したデンジャラスな短編ドキュメンタリー映画3本、「男が帰ってきた」「渦 UZU」「シット・アンド・ウォッチ」が、9月23日から渋谷のユーロスペースほかで一挙公開される。

 「男が帰ってきた」はレバノン映画。パレスチナ難民キャンプから脱出した青年の挫折と困難、再起をかけて結婚を決意する様を追ったラブストーリー。ベルリン国際映画祭2016・短編部門で銀熊賞を受賞するなど高い評価を得た。

 「渦 UZU」はフランス人のガスパール・クエンツが監督した日本映画。毎年10月7日に愛媛県松山市道後で行われる秋祭りで、危険を顧みずに究極の場に挑む男たちを鮮烈に捉えた作品。ブラジルのベロオリゾンテ短編映画祭2016審査員特別賞受賞など12カ国18の映画祭から招待され、アメリカのシネマ・アイ・オナーズ2016短編部門で世界の10作品に選出された。

 そして「シット・アンド・ウォッチ」はイギリス映画。現代のロンドンを背景に6つの日常的なストーリーが展開、様々な人間模様を映し出し、観ている側に疑問を投げかけ、自分自身を問い始めるという作品。ヴィジョン・デュ・レール国際映画祭2016で中編グランプリを受賞している。

 また、公開前夜祭イベントとして、9月21日に新宿駅東口にある新宿モア4番街をジャックし、通りに設置した特設スクリーンで「渦 UZU」を「爆音サイレント上映」する。観客は専用のヘッドフォンを着用し、ワイヤレスで飛ばされた爆音で映画を鑑賞するという日本初の映画イベントだ。

 なお、このプロジェクトでは劇場上映と前夜祭イベント開催に必要な支援金をクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で募っている(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。前売券やオリジナルTシャツなどのほか、前夜祭イベントでスクリーン前の座席で鑑賞できる限定招待が特典として用意されている。