アメリカ・サンディエゴで行われていたIMGA世界ジュニアゴルフ選手権の「6歳以下の部女子」に出場した5歳の須藤弥勒ちゃんが優勝した。

その天才ぶりはテレビでも取り上げられ話題になっていた。ビビットでも改めて東大卒の父と小学校時代フィギュアスケート選手だったという母親(現・ピアノ講師)の奇想天外な特訓方法を追った。

弥勒ちゃんがゴルフを始めたのは3年前の2歳の時、父の憲一さん(43)からもらったおもちゃのクラブで遊んでいるうちに夢中になった。憲一さんは日曜ゴルファー程度だったが、才能ありとみて独自の練習法を研究し、ゴルフ練習場まで作って本格的に特訓した。

クラブを投げる練習から

ところがその練習法は奇想天外なものだった。

「クラブ投げ」。クラブでボールを打つのではなく、クラブそのものを投げる練習。この練習は「力が一番伝わる場所、インパクトの瞬間を覚えられる」のだという。

「古タイヤを打つ」。クラブで思い切り斜めに寝かせたタイヤを打ちひっくり返す練習。この練習で体の軸がブレないようになるという。

「目隠し特訓」。アプローチで目隠しをしながら的に当てたり、目隠しをしながらパットでホールに入れたりする練習。弥勒ちゃんは「心の目でちゃんと見えるので難しくない」という。

親が幼い女児にここまでやらせる意図とは何か?

憲一さんは「本人が絶対辞めたくないって言っているので、親としてできる限りのことをしてあげたいというのが本音だ」と話す。また本人も「うまいねと言われるのが嬉しい。伝説のプロを目指す」のだという。

一方、小学校時代フィギュアスケートの県大会で6連覇を果たした母親も負けていない。体幹を鍛えるためにトランポリンをやらせ、ゴルフに必要なリズム感を養うためにピアノを教えているという。

スタジオでは、「すごいですね〜」の感嘆の声が上がっていたが、特訓の映像を見た司会の国分太一は「これがまたお宝映像になるんでしょうね〜」。

さて、今後どんな女子プロゴルファーに育っていくのか楽しみの反面、怖さも感じる。