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暑い時期に食べたくなるのは、なんといっても冷たい「かき氷」ではないだろうか。最近では、各地でかき氷専門店がオープンし、行列ができるなど、空前のかき氷ブームとなっている。その中でも特に流行しているのは、口当たりのやさしいかき氷だ。一方、家庭用の電動かき氷器も進化しており、各メーカーから「ふわふわのかき氷を作れる」という魅力的な製品が数多く発売されている。今回は、その中から人気の5機種に絞って実際に試食してみることにした。



中部コーポレーション

アイスロボ ECQ08A

実勢価格:1万円

【SPEC】サイズ:幅168×奥行192×高さ245mm、重量:1.2kg、消費電力:20W、使える氷の形状:バラ氷

コンパクトな家庭用電動かき氷器として発売以来、口コミで売れ続けている「アイスロボ」シリーズ。3cm以下のバラ氷で手軽に作ることができ、氷の大きさも調整できる。 日本3大刃物の産地のひとつ、岐阜県関市の匠の技から生み出された刃物を使用しており、刃物はシャープな切れ味が特長。お手入れもしやすいステンレス製となっている。少し手前に飛び出るようにして出てくるので、片手でお皿を持ちながら受け止める。脚台部分は、水滴が溜まる水受け形状で、削れた氷の飛び散り防止ガイドが付いている。

設置性



お皿などの容器を置くスペースがなく、本体はコンパクト。高さは500mLのペットボトルとほぼ同じサイズだ。真っ白で、清涼感があり、圧迫感がないデザイン。



準備のしやすさ



投入口にバラ氷を入れる。一度に投入できる量は3cm以下の氷で約8個までと少な目。足りなくなったら補充していく。もう少し量が入るとうれしい。



氷のバリエーション/やわらかさ





▲パウダー状のふんわりとしたかき氷。一度に入れられるバラ氷は少ないため、たくさん作りたい場合は補充して入れなければならない。



▲「細かい」にしておけばかなり粒の細かい、サラサラのカキ氷になる。粒感は少し残るものの、やさしい口当たりの氷を楽しめた。

メンテナンス性



本体背面にあるロックボタンを押しながら、回転羽根を半時計方向に回して外す。パーツは複雑な形状となっている。刃物も取り外して洗えるので衛生的に使える。



家電プロレビュアー/石井和美の評価





使い勝手、大きさがちょうどいい!サラサラのパウダーかき氷が楽しめる

前方に勢いよく氷が出てくるので、氷が出てくる出口近くに容器を持って、容器をまわしながら氷を受け止める。他のメーカーは受皿があるが、本製品はないので飛び散ると下が濡れやすい。かき氷は「細かい」にすると、サラサラに。ふんわりというより、どちらかというと粉っぽく粒が小さい。「粗い」にすると、刃に氷が引っかからず、空回りするような音がして、最初はほぼ出てこなかった。刃の調整がシビアで難しいと感じた。きめ細かく、粒感が際立つカキ氷が好きな方にぴったりだ。

家電プロレビュアー/石井和美 白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。Webや雑誌などで多数執筆中。家電blog

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋