唐突なカゼミーロ(写真右)の提言だが、ネイマールとは味方同士でいたいという気持ちは嘘ではないだろう。 (C) Getty Images

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 バルセロナのブラジル代表FWネイマールの去就については現在、様々な情報が錯綜している。

 この数日のあいだにも、「バルサのチームメイトの説得により本人の意思が残留に傾いている」「チームメイトのジェラール・ピケがSNSで『ネイマールは残留する』と断言した」といった報道があれば、一方ではバルサとネイマールの代理人(父)の交渉が決裂したという話も伝わってきている。
 
 果たして、移籍金2億2000万ユーロ(約281億6000万円)という世紀のビッグディールは「200パーセントない」(バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長)のか、あるいは「95パーセント完了」(スペイン・メディア)なのか……。
 
 そんななか、ブラジル代表のチームメイトであり、クラブレベルではバルサの最大のライバルであるレアル・マドリーに在籍するカゼミーロが、この一件について口を開いた。
 
 7月23日(現地時間)に米国カリフォルニアで行なわれたインターナショナル・チャンピオンズカップのマンチェスター・ユナイテッド戦(1-1・1PK2)では、同点のPKを決めた一方で、1-1で迎えたPK戦では最終キッカーとして失敗したマドリーのMFは、『Globosporte』にこう語っている。
 
「ネイマールの将来は、ネイマール自身が握っている。彼は、自分がどうすべきか分かっているはずだ。これまで多くの称賛を得てきた偉大な選手だし、彼の父も素晴らしい人間性の持ち主だから、心配することはない」
 
 そしてカゼミーロは、こんな提言を口にした。
 
「彼がマドリーに来ないという理由はないと思う。彼が来てくれるなら、僕らは大歓迎するよ」
 
 パリSG入りが秒読み段階ともいわれるなかで、よもやのマドリー入りを勧めた(?)カゼミーロ。ジョークと少しの願望も含まれた(?)コメントの後、同胞であり、ブラジルの至宝である25歳の青年を、このような言葉で気遣った。
 
「バルサを去るにしても、退団するにしても、彼に最高の幸運が訪れることを願っている」