学生の窓口編集部

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こんにちは! 都内を中心にさまざまな学食を巡っている早稲田大学学食研究会です。


早稲田大学には約50年前、多くの夜間学部がありました。第二政治経済学部、第二商学部、第二法学部、第二文学部などが挙げられます。夜間学部出身者では第二商学部の森喜朗元首相が有名ですよね。しかし、1968年に政治経済、商、法は統合され現在の社会科学部になり、そして残ったのが第二文学部。この学部は時代の流れをものともせず、なんと2014年まで残ります。ここでポイントになるのが第二文学部は2006年に学生の募集を停止しているという点と、早稲田は最大8年間在籍できるという点です。察しの良い方は気づいているのではないでしょうか。そう、留年してまで第二文学部を守り続けた猛者たちがいるのです!! 2014年5月時点で第二文学部に在籍していたのは男子4名、女子1名の計5名。彼らは8年間も第二文学部を見つめ続けてきたのですね。


さて、そんな猛者たちが通っていた早稲田大学戸山キャンパス。このキャンパスは早大生から通称『文キャン』の愛称で親しまれています。キャンパス内に文学部と現在の第二文学部である文化構想学部があるからです。この「文キャン」にある学食とは一体どのようなものなのでしょうか。




キャンパス&学食の外観

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早稲田大学戸山キャンパスは東西線早稲田駅から徒歩3分の好立地。この新宿区早稲田のエリアには、駅から歩いてすぐのところに早稲田大学早稲田キャンパス(通称『本キャン』)があり、2つのキャンパス合わせて約3万人が勉学に励む日本屈指の学生街となっています。また周辺には永青文庫、椿山荘、穴八幡宮など歴史・自然を感じることができるスポットが数多く点在しています。


さて、文キャン正門をくぐってスロープを登り切り、左に目をやると今回お目当ての学食「戸山カフェテリア」があります。


「戸山カフェテリア」には店内席と半屋外席があります。店内席は至って普通なのですが、半屋外席はちょっと変わっていて、屋根がビニールハウスのようになっています。暑い真夏や寒い冬には少しつらそうですが、季節によっては涼しく、開放感があるので気持ちよく学食を頂くことができます!


また、店内にはカウンターのスピードシートもあるので、おひとり様でも気兼ねなく利用することができるのがうれしいですね。


ちなみに席数は572席とたくさんありますが、ピーク時は大変混み合います。

メニューについて


「戸山カフェテリア」は生協が運営している学食ですので、他の生協食堂と基本のメニューはだいたい一緒です。


しかし、「戸山カフェテリア」では文キャンの特質を捉えたメニューを独自に展開しています!


文キャンならではの特質……それは女子の多さです。早大は他学部だと男女比は7:3で女子のほうが少ないのですが、文キャンの男女比はなんと4:6、女子のほうが多いのです! そのため、時に戸山キャンパスは≪戸山女子大学≫などと呼ばれることもあります。


そんな女子比率の高い文キャンにある「戸山カフェテリア」では、女子にうれしいサービスをいろいろ実施しています。たとえばサラダバー。量り売りで1グラム当たり1,40円と大変リーズナブルなお値段で新鮮なお野菜を頂けます。




そしてケーキバー。常時数種類のケーキを取り揃えており、甘いものが好きな女子にはたまりません。


また、多くの期間限定メニューを取り揃えており、毎日通っても味に飽きない工夫がされています。取材に伺った6月中旬に行っていたのはスタミナフェア。にんにくを使ったメニューが並びます。暑くなってバテてきた初夏の季節にはピッタリですね!

早稲田大学「戸山カフェテリア」のおすすめメニュー第1位「チキンおろしだれ(302円)】


※現在は付け合わせがポテトからキャベツ千切りに変わっています。



「戸山カフェテリア」の不動の人気No,1メニューと言えば、このチキンおろしだれ。このメニューは生協系の学食ならだいたい置いてあるのですが、どこの学食でも学生のハートを掴んでおり、大人気の印象を受けます。ジューシーな鶏もも肉をオーブンで焼き、その上に食欲が増すさっぱりとしたおろしだれがかけられています。




「肉をがっつり食べたい!」という方や、反対に「暑くなって食欲がなくなってきた……」という方におすすめです! お値段もお手ごろなので、ライス、そしてサラダバーの野菜を追加してもワンコインに収まるのは嬉しいですね。

早稲田大学「戸山カフェテリア」のおすすめメニュー第2位「辛味噌ラーメン(356円)」



最近暑い日が続いていますよね。梅雨はいずこへ……といった快晴が続く毎日に少々スタミナ切れを感じている人もいるかもしれません。そんな季節にぜひ味わってほしいのがこの辛味噌ラーメンです。ご覧ください、この真っ赤なスープを! 辛さによって食欲が刺激されること間違いなし。あっ……わたし辛いの苦手なんで……という方、ご安心を。味噌が入っているので辛さを緩和されており、まさに旨辛のラーメンとなっています。具はチャーシュー、ほうれん草、煮卵、きざみネギとたっぷり。そのため最後まで飽きずに頂くことができました!



早稲田大学「戸山カフェテリア」のおすすめメニュー第3位「油淋鶏丼(430円)」



大きな鶏もも肉がドーーーンッッ! と豪快に載った油淋鶏丼。野菜がたっぷりとのせられているのも色鮮やかですね。鶏肉は肉厚でサクッと揚げられていて、その上に甘辛い油淋鶏ダレがかかっているのでさっぱりしていて、非常においしい! またチキン自体がべちゃっとしていないのでお箸が進みます。油っぽいメニューですが、飽きてもたっぷりの野菜に箸を伸ばせばお口はリセット。最後までおいしく完食です!




早稲田で独自に実施されている健康フェスタに合わせて登場している期間限定メニューの油淋鶏丼。丼でありながら野菜もたっぷりととれて、栄養面でも優れていますね。早稲田大学生協食堂では、期間限定メニューが度々登場しますが、この油淋鶏丼が定番メニューになることに期待です!

総合評価



おいしさ:★★★☆☆
メニューの豊富さ:★★★★☆
オリジナリティ:★★★☆☆
おしゃれさ:★★★☆☆
コスパの良さ:★★★☆☆
ボリューム:★★★☆☆


早稲田大学戸山キャンパスの学食「戸山カフェテリア」は他の生協食堂と一線を画す独特の味を持った学食でした。サラダバーにケーキバー、さらに多くの期間限定メニューなど学生が飽きずに学食に通い続けられるよう、工夫がたくさん施されていることがよくわかります。



早稲田大学戸山キャンパスの学食「戸山カフェテリア」はいかがでしたか? 「文キャン」は普段隣のキャンパス「本キャン」に通う筆者にとっても、なぜか形容しがたい謎の安心感を与えてくれるアットホーム感がある場所です。時代の流れに従い、変わり続けている文キャン。取材を通して、かつて4年間留年してまで夜間の第二文学部を残し続けた猛者たちの文キャンに対する熱い思いがほんの少し、わかった気がします(彼らが結局卒業できたのかは、非常に気になるところですが……)。


筆者はそんな「文キャン」にある「戸山カフェテリア」が大好きです。みなさんもぜひ、戸山キャンパスを訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


文・写真:早稲田大学公認サークル 学食研究会
1999年創立の日本最古の学食研究サークル。男女問わずインカレで現在約60名のメンバーが在籍し、都内を中心にさまざまな大学の学食を巡っています。