24日、韓国北西部、国際空港のある仁川と金浦を結ぶ高速道路に今年3月開通した韓国最長の海底トンネル「仁川北港トンネル」が、大雨で浸水し通行できない状態となった。資料写真。

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2017年7月24日、韓国北西部、国際空港のある仁川(インチョン)と金浦(キンポ)を結ぶ高速道路に今年3月開通した韓国最長の海底トンネル「仁川北港トンネル」が、大雨で浸水し通行できない状態となった。韓国・SBSなどが伝えた。

23日に仁川付近で降った大雨の影響により、同トンネル地下に埋められた9000トン容量の排水ポンプが正常に稼働しなくなり、同日午後9時10分ごろ、仁川中区に位置するトンネルの一部が浸水した。管理会社によると、長さ5.5キロのトンネルのうち浸水区間は約200メートルにわたり、雨水が高さ1メートルほどまでたまったという。

往復6車線の同トンネルは、仁川北港の海底を通過する韓国最長の海底トンネル。最深59メートルまでいったん下り、そこから地上に向かう構造のため、排水施設が正しく作動しないと集中豪雨のたびに浸水が繰り返されることになる。

管理会社は、今回排水ポンプが稼働しなかった原因について現在まで把握できていないと明らかにし、早ければ26日に復旧が終わる見込みとした。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「手抜き工事だ」「設計は世界最高レベルなのに、施工は適当。まず現場の工事技師が原則通りに施工しない、そして作業員も適当、さらに監督・管理もまともにしない」「税金の無駄だ。不正がなかったか調査して」と、施工や管理業者への疑いや怒りの声が多く寄せられている。

また、仁川在住というユーザーの「仁川市民としてどこをどうしたら正常に戻れるのかな?」という質問に対しては「市長をしっかり選べばよかったのに」「引っ越しましょう」となかなか手厳しいコメントが。

この他にも「ポンプが常時作動するか点検もしていなかったようだ。セウォル号から何も変わっていない」と警鐘を鳴らすユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)