15-16イタリア・セリエA第5節、サンプドリア対ローマ。試合に臨むサンプドリアのアントニオ・カッサーノ(2015年9月23日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サッカー元イタリア代表で、先日イタリア・セリエAのエラス・ベローナ(Hellas Verona)に加入したばかりのアントニオ・カッサーノ(Antonio Cassano)が24日、改めて引退の意思を表明し、その輝かしいキャリアに幕を閉じることになった。

 35歳のカッサーノは、今月18日にチームメートに対して現役引退の意向を伝えたわずか数時間後にその決断を撤回していた。そしてこの日は、エラス・ベローナをわずか2週間で退団しても、別のチームでプレーを続けるつもりだったと説明した。

 しかし、カッサーノは妻のカロリーナ・マルチアリス(Carolina Marcialis)さんのツイッター(Twitter)アカウントにメッセージを投稿し、本当にスパイクを脱ぐことにするとして、「前に妻のソーシャルメディアで書かれていたこととは反対に、次のことを明言する。カロリーナは間違っていた。じっくり考えた結果、アントニオ・カッサーノはもうサッカーをやらないと決心した」と述べた。

「ベローナ(Verona)の街、ファンの皆さん、マウリツィオ・セッティ(Maurizio Setti)会長、フィリッポ・フスコ(Filippo Fusco)スポーツディレクター、ファビオ・ペッキア(Fabio Pecchia)監督、チームメート、そして医療スタッフ、テクニカルスタッフに謝罪する。現時点で最優先にしたいのは、子どもと妻に寄り添うことだ」

 今年1月にサンプドリア(Sampdoria)に放出されて以降、無所属が続いていたカッサーノは、セリエAに復帰したエラス・ベローナと今月10日に契約を締結。気まぐれな言動で知られる同選手は、前週チームを退団する意向を示した直後に決断を翻した。

 ASローマ(AS Roma)時代に頭角を現し、その後はレアル・マドリード(Real Madrid)やACミラン(AC Milan)、インテル(Inter Milan)などでプレーしたカッサーノは、イタリア代表としても通算39試合に出場して10得点を記録した。

 2011年には心臓の左右の心房を隔てる壁に穴が開く心房中隔欠損と診断されたが、同年11月に手術を受けて無事競技に復帰した。
【翻訳編集】AFPBB News