片思いをしていると、相手に幻想を抱いてしまいがちです。よく知らない人に恋をして「なんて素晴らしい人なんだろう。付き合えば幸せになれるに違いない」なんて期待しちゃってはいませんか?

でも、そんな状態なら、本当の「片思い」ではないのかもしれません。「The School of Life」の動画を参考に考えてみましょう。

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諸悪の根源は
勝手な妄想

なかなか成就しなくて、もどかしい思いをしてしまうのが片思い。叶わないのに諦めきれず、長い間引きずってしまうこともしばしばです。

でもそれは、相手が振り返ってくれないことよりも、むしろ恋に落ちる側に問題があるパターンが多いです。

Image byThe School of Life

一方的に片思いをしていると、空想ばかりが頭の中に広がります。

一緒にお酒を飲んだら楽しいだろう。食事をするときに素敵な笑顔を向けてくれるだろう。結婚したらきっとふたりは幸せになれるに違いない。

相手の人間性もよく知らないがゆえに、自分の都合の良いように相手の性格や振る舞いを想像してしまうのです。

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叶わない片思いをすると「相手は他にもいるだろう」とアドバイスを受けることがあります。別の誰かに意識を向ければその恋を忘れられるだろう、という思いからの助言ですが、これは効きません。

その恋に決着をつけるためにするべきことは、好きな相手のことをより深く知ることです。

Image byThe School of Life

人は近しい人にほど素の自分を見せます。例えば、短気でわがままで嘘つきで、傷つきやすくヒステリックな性格持っていたとしても、自分を全く知らない赤の他人には決してその部分は見せません。

片思いをしていると、相手の良い面しか目に入ってこないので「この人は嫌な部分がない」と勘違いしてしまうのです。

この勝手な想像が片思いを長引かせ、より厄介なものにしてしまいます。

片思いをしている人は、自分が夢中になっているのはその人自身ではなく、その人に抱いた勝手な妄想であるということに気付かなければなりません。

幻想を捨てることで
本当の「片思い」ができる

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解決策は、ただひとつ。片思いの相手に、思い切って近づいてみましょう。そのとき、完璧だと思っていたその人にも、ところどころ不愉快な部分があることに気付くでしょう。

初対面ならばそれほど気にならなかったであろう部分も、自分の妄想が膨らんでいるせいで大きなギャップとして見え、勝手に相手に失望してしまうこともあるかもしれません。

突きつけられる現実に、耐えられなくなることもあるでしょう。しかしこれは、恋を終わらせるにしても、発展させるにしても、必ず通らなければならない道です。

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勝手に抱いた幻想を捨て、相手をよく知ることでようやく、私たちは本当の恋を始めることができます。神様のように思っていた相手もひとりの人間であり、良い部分も悪い部分もあることを認めましょう。

Licensed material used with permission by The School of Life