生まれ育ったアメリカのユース年代の各代表で正GKを務めてきたヨナタン。初挑戦となるブンデスリーガの舞台で、いかなる活躍を披露するのか。(C)Getty Images

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≪注目コメント、
「この名をとても誇りに思うよ」
発言者:ヨナタン・クリンスマン(ヘルタ・ベルリン/アメリカU-20代表)

 親が偉大であればあるほど、その子供への期待は大きくなるもの。それは実績不足の2世選手にとって重圧以外の何物でもない。ただ、今夏にヘルタ・ベルリン入りしたGKは何処吹く風といった様子。元ドイツ代表FWの父ユルゲンが幾多のゴールを決めた舞台で、「クリンスマン」の名を再び轟かせられるか。

≪注目コメント□
「あれは僕の言葉じゃない」
発言者:マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/イタリア代表)

 司令塔の人気銘柄が否定したのは、イタリア・メディアの取材に応じた自身の代理人による「マルコはカタール王族の囚人」という問題発言。移籍が認められない状況の喩えだったが、本人は「ここで本当に幸せ」と語り、パリ・サンジェルマンへの忠誠を改めて誓った。本音か、火消しのための方便か、本人のみぞ知るだが、その後に代理人交代(ドナト・ディ・カンプリ→ミーノ・ライオラ)に踏み切っている。いずれにせよ、今夏の動向から目が離せない。

≪注目コメント≫
「素晴らしい選手がいない」
発言者:ズボニミール・ボバン(FIFA副事務局長/元クロアチア代表)

 往年の名MFが言及したのは、古巣のミランが展開している今夏の積極補強について。新顔たちを「良い選手ではある」と評しつつも、一線級は皆無と斬り捨てたのだ。ただ、苦言だけで終わらないのが、現役時代にバランサーとして鳴らしたこの男。そうした見立てを「覆してほしいね」とフォローもしていた。そして、その後にミランは世界屈指のCBであるレオナルド・ボヌッチをユベントスからサプライズ獲得。噂される通りCFにピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)かアンドレア・ベロッティ(トリノ)を加えられば、口うるさいOBも満足か?

文:遠藤孝輔

※ワールドサッカーダイジェスト2017.08.03号より加筆・修正